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不忍通りを中心に千駄木エリアは、美酒佳肴の店揃い。夜は散策の〆に寄りたい店が並び、昼はお得なランチにお酒にも手が伸びるようなメニューを忍ばせる店がぽつぽつと……。どうにも酒好きにやさしい街なのです。今回は昼の定食やコースでのんびりと呑めるお店をピックアップしました。

【定食やコースでのんびりと
散策していると、店頭に表示されたお得なセットやコースに目を奪われます。惹かれて中に入ると、ちょい呑みできる店が多いこと。ビールにワインにハイボール……ゆるりと過ごしたくなる店ばかりです。

『谷根千 中村』

熟成マグロの官能的な味わいにどきっ!

千駄木にまた個性あふれる店が登場した。今年1月にオープンしたこちらの看板は、ずばりマグロ。それも熟成を経た生の天然本マグロなのだ。店主・中村謙斗さんは豊洲の専門卸で経験を積み、独立後は自身で水産会社を営みつつ、店も切り盛りする二刀流の働きだ。

その日のおまかせ丼 1500円(土・日・祝は1800円)

『谷根千 中村』その日のおまかせ丼 1500円(土・日・祝は1800円) 熟成本マグロの中トロや赤身、メバチマグロに、その時々のネタを盛り込む

「その日のおまかせ丼」を注文すれば、産地、部位、熟成日数、さらには魚体の重量といった細やかな説明からマグロに込めた情熱がビシバシ伝わってくるではないか。熟成によってコクも香りもぐんと深まったその味わいと吸い付くような舌触りはどこか官能的だ。夜は夜で、そんなマグロの食べ比べの他にも、故郷・北海道の名物料理や、酒の肴にうれしい手作りのおばんざいなどを揃えている。

『谷根千 中村』

[住所]東京都台東区谷中3-2-2 サンライズ千駄木1階
[電話]非公開
[営業時間]11時半〜15時LO、17時〜23時(22時LO)
[休日]木
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩2分

『千駄木うどん 汐満(しおまん)』

とろ〜り濃厚スープがうどんに絡みつく

店の扉を開けた瞬間、食欲を刺激するスパイスの香りに包まれた。その正体がこちらの名物「豚カレーうどん」なのだ。約20種類のスパイスを調合した特製ルウを、上質なミルクで伸ばしたツユは、クリーミーなコクの後からじわり、じわりと奥行きある旨みが広がる。仕上げのクミンやターメリックなどの“追いスパイス”で香りも立体的だ。

豚カレー上天丼 1600円(ランチ限定)

『千駄木うどん 汐満(しおまん)』豚カレー上天丼 1600円(ランチ限定) 天丼はエビやナス、にんじんなどを盛り込みボリューム満点。うどんの単品は960円

そこに合わせるうどんは国産小麦粉で打った極太麺。麺肌はシルクのごとくツヤツヤで、しなやかさとコシがちょうどいい塩梅で両立する。とろみの強いツユをたっぷり絡めながら唇を撫でていく感覚は、なんともたまらぬ快感だ。さらに、豊富に揃うつまみ類も準備万端とくれば、昼飲みせずにはいられなくなる。

『千駄木うどん 汐満(しおまん)』

[住所]東京都文京区千駄木3-37-3
[電話]03-3823-1288
[営業時間]11時〜15時、17時半〜22時45分(22時15分LO)※土・日・祝は通し営業
[休日]不定休
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩1分

『イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ』

工房で手作りする生パスタの旨さに脱帽!

イタリアのパスタ文化を体感するなら、こちらのカウンター席に座るべし。オーナーシェフの増田英明さんは、エミリア・ロマーニャ州の星付きレストランなどで研鑽を積み、生まれ育った千駄木で独立した。メインの肉や魚料理はあえて外し、昼も夜も、パスタとその前の気分を盛り上げる前菜、そして食後のひと時を彩るドルチェ作りに集中する。

ランチ 2530円(土・日・祝は2750円)

『イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ』ランチ 2530円(土・日・祝は2750円) (左奥)自家製パン (右奥)蒸した春きゃべつ カリッとしたパンチェッタと季節のフルーツ (手前)リグーリア風トレネッテ桜えびとグリーンピース 桜エビとグリーンピースのエキスをたっぷり吸わせた生パスタは味わい深くワインを呼ぶ。天然酵母で作るパンも小麦の風味たっぷり。内容はその時々で変わる

ちなみに店名の「パスティフィーチョ」は“パスタ製麺所”といった意味合いだ。店内の工房で手作りする生パスタは自身も数えきれないほどのバリエーション。ランチではその時々のパスタ3種類からチョイスできる。

『イル・リストパスティフィーチョ・ダ・アッカ』

[住所]東京都文京区千駄木2-39-2 パステル千駄木1階
[電話]03-4291-9505
[営業時間]11時半〜14時半(13時半LO)、18時〜20時半LO
[休日]水・木
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩2分

『雨音茶寮(あまねさりょう)』

古民家カフェのご飯にほっとひと息

「古い建物や家具が大好きで」と語るのはオーナーの那須野さん。ひょんなことから出合った築70年の古民家を改築してこの店をオープンした。テーブルに草花がさりげなく生けられた、しっとりとした風情もさることながら、食いしん坊ならこれを目当てに訪れたくなるのが「雨音ごはん」だ。

雨音ごはん 1500円

『雨音茶寮(あまねさりょう)』雨音ごはん 1500円 日替わりのおばんざい4種がつく。この日はワカメとキュウリの酢の物、卯の花、レンコンのきんぴらなど

毎日店で手作りするおばんざいは、誰しもほっとする素朴な旨さ。「豚肉とキノコの当座煮」などの肉料理が1品つくので見た目以上に食べ応えもある。最後は香り高いダシでお茶漬けに。丁寧に作られたやさしい料理に、身体も心も整っていく。

『雨音茶寮(あまねさりょう)』

[住所]東京都文京区千駄木2-44-19
[電話]03-6876-8402
[営業時間]12時〜20時(変更の場合あり)
[休日]火・水
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩4分

撮影/小島昇、取材/菜々山いく子

※2023年5月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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