ビュッフェ熟練者も再び初心に戻る、その訳とは!?
小羊のロースト・ミントチュミチュリソースに、鴨肉のロースト・アプリコットソース、県産豚肉のグリル・ナンプラーソース。そしてUSローストビーフ・グレイビーソース! 記載したソースはすぐ横に置いてあるオススメのソースで、それとは別に特製スパイス塩やおろしポン酢、西洋わさびクリームなどなど各種用意されてます。
まぁ〜この一画に近づくだけで鼻腔を官能的なまでにくすぐる肉の芳香!
以上の料理から好きなものを盛ってきてテーブルに座ると、ここでまた驚きの光景に出くわした。
熱々の点心を載せたスチームワゴンがテーブルの間を巡回してるじゃないですか。点心はビュッフェ台にもたんまりありましたが、こんな香港の点心専門店みたいなサービス方式まで採用していたのか。
おもわず小籠包を一蒸籠いただかざるをえませんでした。
至福という言葉が陳腐になるほど至福を緒悦した至福のランチ。そして最後にダメ押しで、ローストビーフと赤ワインにカベルネソーヴィニオンを合わせる。その時のムードはランチというよりも完全にディナーの様相。もうなにもいうことなし。
そして朝食同様、このランチビュッフェも時間に余裕をもっていくように。ビュッフェ台偵察を楽しんでいると、小1時間はアッという間。だってデザートもすさまじいまでのスイーツワールドが広がっているんですよ。スイーツコーナーという規模じゃなく、スイーツエリア、いやスイーツキングダム。
ビュッフェって最初はとにかくいろんなものを、できれば全種類食べたくなる。その時点で思うのは、大きな胃袋がほしい。ギャル曽根が羨ましいという感情である。
ところがビュッフェにも慣れてくると、好きなものだけをセレクトして食べる技を身につける。量じゃなく質と好みを重視し、大きな胃袋がほしい欲望はスッと消えていく。
ところが『ビュッフェダイニング「Nashiro」』では、朝食もランチも、再び大きな胃袋がほしくなってしまった。だって好きな料理を厳選して厳選して少数精鋭に選んでみても、それだけですごい品数になってしまう。
そんな希世のビュッフェ。それが『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』の『ビュッフェダイニング「Nashiro」』なのだ。
もちろんメニューは旬や季節で変化&進化するので、今回紹介した料理やお酒が、次の日にはないこともあります。でもそれはもっといい料理が登場したってこと。そんな新メニューとの邂逅にもドキドキしていただきたい!
あ〜。まだ朝食とランチのレストランを紹介していない。次回3回目は、満を持して今回以上に舌の味蕾がやられまくるディナーレストランをお伝えする!
■『ビュッフェダイニング「Nashiro」』
【朝食】
[営業時間]7時〜10時半(10時LO)
[料金]大人(13歳以上)3300円、子供(7〜12歳)1800円、子供(4〜6歳)900円、4歳未満無料
【ランチ】
[営業時間]12時〜15時(14時半LO、14時ラストイン)
[料金]大人(13歳以上)4200円、子供(7〜12歳)2200円、子供(4〜6歳)1200円、4歳未満無料
※すべて税込。サービス料なし
■『琉球ホテル&リゾート 名城ビーチ』
[住所]沖縄県糸満市名城963
[電話番号]098-997-5550(ホテル代表)、098-997-5111(宿泊予約 9時~18時)
[HP]https://ryukyuhotel.premierhotel-group.com
取材・撮影/カーツさとう