カラフルでインスタ映えするパンケーキやシェイブアイスなど、ハワイはスイーツ女子にとって天国!! しかし、円安物価高で予算3000円くらいは当たり前、さらに、1時間並ぶ行列の店。一方でオヤジには多すぎる量(笑)。今回はハワイ旅行の際にオススメする厳選スイーツを5つ紹介します。
ワイキキ周辺で10ドル以下、並ばないお店が条件
今回の旅で訪れたのはオアフ島。オアフ島は広く、カカアコやカイルアなどに有名なスイーツのお店がたくさんありますが、今回のスイーツ紀行はワイキキを基本とし、徒歩圏内で10ドル以下、そして行列に並ばないことをコンセプトに探しました。
POI MOCHI DONUTS(LILIHA BAKERY)
地元に愛されるパン屋さん、LILIHA BAKERY(リリハベーカリー)は最近までワイキキにはなかったのですが、2021年にワイキキの中心部にある、インターナショナルマーケットプレイスに出店しました。たくさんの朝食やパンが楽しめるとあって朝から大行列。お店に入って食べるのはあきらめて、モチドーナツをテイクアウトしました!
インタマ(インターナショナルマーケットプレイスを最近こう呼ぶ人が多い)3階のオープンテラスでベンチに座って食べるのがおすすめ。その名の通りモチモチしていて美味しい!! 1個2.69ドル。1個から買えます。
MOCHI MARASADA(DUKES LANE)
クヒオ通り沿いにあるDUKES LANE(デュークスレーン)はABCストアが経営するちょっとおしゃれなお店。ショーケースの中にはいろいろなスイーツがありますが、今人気なのが直径5センチくらいの小さなMARASADA(マラサダ)! マラサダと言えばLeonard‘s(レナーズ)が有名ですが、カパフル通りまで行く必要があるため、ワイキキ中心部から歩いて30分以上かかります。そしていつもの大行列。
ここはみんなよくご存じのロイヤルハワイアンからも3分くらいの場所。もちろん誰も並んでいません。味も全然負けていません! 1個1.49ドル。
Crème brulée(KULUKULU)
カラカウア通りのほぼ中央に位置するロイヤルハワイアンショッピングセンター。その2階にはKULUKULU(クルクル)が入るパイナラナイフードコートがあります。10店舗以上が入ったフードコートでスイーツもいくつかあるのですが、クルクルのケーキは日本スタイルが売り。でかくて食べきれないのではなく、程よいサイズのケーキが人気です。
今回頂いたのはクリームブリュレ。オジサンは90%がプリン好きと言われていますが(筆者推定)、この小さなクリームブリュレ、オーダーすると表面のキャラメルをカリカリに焼いてくれます。サクッと甘いものをいただくには最高です! 1個4.75ドル。
STRAWBERRY MOCHIDAIFUKU(MANA SANDWICH)
4つ目はアラモアナショッピングセンターのフードコート、ラナイにあるMANA SANDWITCH(マナサンドウィッチ)。フルーツを挟んだサンドウィッチが有名ですが、その分フルーツが美味しい。今回頂いたのがSTRAWBERRY MOCHI DAIFUKU。
その名の通り、直球のイチゴダイフク。見た目通りの食べ応えで、帰国した今も時々無性に食べたくなります。1個5.50ドル!
最後は沈む夕日を見ながらアフォガードを味わう
Affogato(MARIPOSA)
ここまでお手軽かつ5ドルくらいで食べられるフードコート的スイーツを紹介してきましたが、最後はお店も素敵です。アラモアナショッピングセンターのニーマンマーカス4階にあるMARIPOSA(マリポサ)。実は私、何度もここに足を運んでいて、沈みゆく夕陽を見ながらする食事が大好き。料理も美味しいのですが、特に食後にいただくアフォガートがたまらなく美味いのです!
今回、初めてアフォガートだけを食べることに挑戦しました。「この店の アフォガート が大好きで今日はそれだけ食べたい」と伝えると、WELCOME! とバーカウンターに通してくれました。気が付くと他にもそれを食べている人がいたので、決して珍しいことではないのかもしれません。
アフォガードは、アイスクリームにエスプレッソをかけたものなのですが、この両者のコンビネーションが最高なのです。加えて添えられたチョコチップの入ったクッキーとの相性も抜群! お値段は10.47ドル(チップ別)と予算オーバーですが、10ドルで素敵なお店で至福の時間が過ごせます!
ハワイを訪れたのは3年ぶりですが、やっぱりハワイはハワイ。宝石のようなスイーツに舌鼓を打ち、大満足で帰国の途についたのでした。
文・写真/ヒロ・オカダ まとめ/奥野大志