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『氷舎 mamatoko』 @新中野

かき氷を知り尽くした女王の挑戦は止まらない

“かき氷の女王”と呼ばれる原田麻子さんが店主。2021年に広々とした現在の場所に移転し、以前より気軽に入れるようになった。南国フルーツの中でも、ほかの人が手を付けない食材に惹かれるという原田さん。

花螺李[がらり(すもも)]と酒粕 1700円

『氷舎 mamatoko』花螺李[がらり(すもも)]と酒粕 1700円 珍しいスモモがあると聞いて、花螺李を見つけた。酒粕ソースは花螺李のような個性の強いソースと特に相性がいい

奄美大島産の花螺李(がらり)は酸味が強く生食向きではないが、原田さんの手にかかると、独特の渋みやえぐみを生かした甘酸っぱいソースに。上品な香りと爽やかさが加わり、酒粕ソースと組み合わせることで、赤ワインのような芳醇な味わいに変化するのもおもしろい。

『氷舎 mamatoko』

[住所]東京都中野区本町6-31-2
[電話]非公開
[営業時間]14時~18時半LO、土・日・祝13時~17時半LO
[休日]水・金
[交通]地下鉄丸の内線新中野駅1番出口から徒歩7分

『お茶とかき氷 TSUJI』 @北千住

ケーキ系もフルーツ系もメリハリを大切に

隣接する「和食板垣」の離れとして2021年にオープン。コース料理を味わうような3層のかき氷が基本。そこに、「ひとくせあるものが好き」と話す店長・千葉瑞希さんのアイデアがプラスされたスペシャルかき氷が話題を集めている。

無花果 1900円

『お茶とかき氷 TSUJI』無花果 1900円 無花果ソースと果実、ゴルゴンゾーラソース、ハチミツ漬けのナッツで構成。クリーミーな味わいを引き締める仕上げのブラックペッパーが名脇役

無花果はゴルゴンゾーラの塩味やハチミツと相性抜群!ナッツのサクサクもアクセントになってまるでケーキのよう。食べ進むと現れるバジルで、おっ!と驚く味変もお見事。7~9月の夜営業限定のお酒のかき氷にも注目したい。

『お茶とかき氷 TSUJI』

[住所]東京都足立区千住5-6-7
[電話]050-3556-3970
[営業時間]11時~18時(17時半LO)、土・日・祝 10時~18時(17時半LO)※混雑時はLOが早まる場合あり。7~8月は19時~22時(21時半LO)も不定期で営業
[休日]水
[交通]JR常磐線ほか北千住駅西口から徒歩10分

撮影/小澤晶子、取材/井島加恵

2023年8月号

※2023年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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