グーグル・ジャパン社食の立ち上げメンバーが手掛ける社員食堂 ランチは一般公開 東京・九段下『九段食堂』

Local Comfort Teishoku 1470円 いわいどりのグリル、人参のスープ、旬野菜とりんごのサラダ、かぶのピクルス、玄米ご飯。メニューは日替わりだ。調味料なども添加物のない伝統的なものを使用する

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・九段下の社員食堂『九段食堂』です。 日常の食を改めて見直すきっかけを作る社員食堂の新しい形 壁一面の窓に広がる、お堀の緑が心地いい…

画像ギャラリー

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・九段下の社員食堂『九段食堂』です。

日常の食を改めて見直すきっかけを作る社員食堂の新しい形

壁一面の窓に広がる、お堀の緑が心地いい。ここはグーグル・ジャパンの話題の社食を作った立ち上げメンバーが手がける社員食堂。そう聞けば、俄然興味が湧いてくる。しかもランチタイムは一般にも公開されているのだ。

Local Comfort Teishoku 1470円

『九段食堂』Local Comfort Teishoku 1470円 いわいどりのグリル、人参のスープ、旬野菜とりんごのサラダ、かぶのピクルス、玄米ご飯。メニューは日替わりだ。調味料なども添加物のない伝統的なものを使用する

有機無農薬の野菜は、自社の農場や繋がりのある全国の小さな農家から届くもの。その時ある野菜が送られるため、メニューはふたを開けてから組み立てる。魚はご縁があった料亭の卸から仕入れている。その日の余剰分を引き受けることで、フードロスを防ぎ、適正価格で買える仕組みだ。そのため思いがけない魚種と出合うこともしばしばで、それもまた作る側の楽しみなのだとか。

「コンセプトは日常の食事のアップデートです」とディレクションを担当した荒井さん。ドレッシングなどからすべて手作り、できたてを食べてほしいから少量ずつ作るなど、細かなところまで手を抜かない。生まれ変わったばかりの『九段会館テラス』にあり、今ならまだゆったり過ごせる穴場でもある。

『九段食堂』

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン

※店舗情報は、画像ギャラリーでもご覧いただけます。

※2023年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

今一番好きな蕎麦屋は?目白『蕎麦 おさめ』と即答!唸ったのは「羊ロース」

心が震えた『翁庵』の“地味うま”な蕎麦前 この「親子煮」を見よ!

「おとなの週末」編集長が唸った『蕎麦前ごとう』の「合鴨炭火焼」 ロゼとの相性抜群、その味わいは?

お雑煮専門店とは珍しい!『銀座もちふじ』は“つきたて”の餅の美味しさが魅力

おすすめ記事

“タワマン”の日本初の住人は織田信長だった? 安土城の「天守」ではなく「天主」で暮らした偉大な権力者の野望

芝浦市場直送の朝締めホルモンは鮮度抜群 高円寺『やきとん長良』は週末の予約は必須

不思議な車名の由来は「ブラックボックス」 ”ミレニアム”に鳴り物入りでデビューした革命児の初代bB 

大分県に移り住んだ先輩に聞く(2) 移住でウェルビーイング「移住とはコミュニティの中でその想いを受け継ぐこと」

収穫を感謝する「加薬うどん」 美智子さまと雅子さま夫妻で交わす大切な重箱

講談社ビーシー【編集スタッフ募集】書籍・ムック編集者

最新刊

「おとなの週末」2024年12月号は11月15日発売!大特集は「町中華」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。11月15日発売の12月号は「町中華」を大特集…