美味しいバナナの見分け方
すぐに食べる場合は、全体が黄色で、青みが残っていないものを選びましょう。もし青みが残っているような場合は、青い部分がなくなるまで追熟しましょう。
追熟する場合は、常温(14~20℃程度)で、風通しの良い場所で保存しましょう。冷蔵庫に入れると痛んでしまいます。冷たいバナナが食べたいなら、食べる数時間前くらいに冷蔵庫に入れましょう。
また、テーブルなどに置いて保存するとバナナの重みでテーブルに接している部分が傷んでしまうので、できればバナナスタンドなどを使って釣り下げて保存しましょう。
食べ頃のサインは、シュガースポットと呼ばれる皮の表面に現れるそばかすのような黒い斑点。これが出始めたら甘味が強くなり、さらにポリフェノールなどの健康成分の含有量も増えるといわれてます。
バナナの注目栄養素
マラソンの補給食の定番としても知られているほど栄養価の高い果物です。補給食に最適といわれる理由は、バナナに含まれる糖質がエネルギーになるだけではなく、汗で失われるカリウムの含有量が多く、体内のミネラルバランスの崩れを防げ、熱中症や脚のつりを防げることが理由となっています。
また、カリウムはとりすぎたナトリウムを体外に排出する作用を持つため、塩分のとりすぎが気になる人にもお薦めの果物です。
食物繊維も豊富なので、腸内環境整備にも役立ちます。