小腹を満たすにはぴったりのボリューム
では、まずは電子レンジで温めなければならない「五目チャーハン」(350円)を購入。ご飯茶碗に1杯くらいだろうか。この値段ゆえにサイズは小さめなのは仕方がない。オートレストランはガッツリと食事をする場ではなく、小腹を満たすためにあるのだ。
ところで、「五目」という名を冠しているからには、5種類の具材を使っていると考えるのが普通だ。定番のチャーシューとネギ、卵はすぐに確認できた。よーく目を凝らしてチェックしてみると、小さいニンジンとシイタケもあった! うん、たしかに「五目」だ。
五目チャーハンを温めている間に「ラーメン」(400円)を購入することに。お金を入れると、ランプが点灯し、残り時間が表示される。それが懐かしくてたまらない。ワクワクしながら待つと、取り出し口からラーメンが登場!
残念ながら「当たり」ではなかったが、そんなのはどうでもよい。今、こうして目の前に自販機ラーメンがあることに、ただ感動するばかり。
これ、これっ! 学校給食で使っていそうなプラスチック製の丼! 通常のラーメン用の丼の3分の2くらいだろうか。これもチャーハンと同様に量は少なめ。ということは、麺も1玉ではなく、3分の2玉くらいのボリュームか。
具材はモヤシとバラ肉のチャーシューのみ。彩りにネギが欲しいところだが、原価計算をすると赤字になってしまうのだろう。何しろ、分厚いチャーシューが原価率を上げているのだから。