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「酒しか勝たん」は飲兵衛ホイホイか!?

正直なところ、お酒が好きということもあり、いちばん気に入ったのが「酒しか勝たん」。開発者の松田健一さんは毎晩晩酌をし、三度の飯よりお酒が好きと話す。

コロナ禍以降、ますます高まる宅飲みの需要に応え、お酒に合うことだけを徹底的に追求し、酒飲みのプライドをかけて飲兵衛に捧げる偏愛おつまみだ。商品ラインナップは以下の通り。

「酒しか勝たん」はちびちびと飲み続けられる逸品が揃う
「酒しか勝たん」はちびちびと飲み続けられる逸品が揃う

「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」(322円)は、茹でた枝豆をかつおダシに2時間漬け込み、それに加えてまぶしてあるイワシとキビナゴのダシ粉末の主張もすごい

豆のおいしさはもちろんだが、ダシが染みた皮もおいしいのでねぶってほしいというビール党におすすめの一品だ。これは食べ終わったら、ついつい指までしゃぶっちゃうなぁ。

「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」(322円)
「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」(322円)

焼酎にワサビを入れて飲むのが好きだと話す松田さん。その発想からやってみたというのが、ポテサラにワサビを入れること。

「【R指定?】葉わさびポテトサラダ」(268円)はまさにその発展系のお総菜。練りワサビを妥協なく入れ込み、中にも上にも葉ワサビをトッピングに使って香り高く仕上げている。

なめらかなポテサラと葉ワサビの食感のコントラストがよく、焼酎がグビグビと進みそう。個人的には炭酸割で合わせてみたいと思う。現状でもワサビは攻めた辛みだが、もっと刺激が欲しければ、お好みで追いワサビをするのもアリだろう。

「酒放題ゆず味噌なんこつ」(268円)は、松田さんが日本酒の味を覚えたきっかけになったというゆず味噌を使い、個人的にいちばん思い入れのある商品なんだとか。ゆずの香りと味噌の甘じょっぱさとコクがたまらないゆず味噌にコリコリのなんこつを合わせている。

個人的にうれしかったのは、このヤゲンナンコツにお肉がしっかりと付いていたこと。とてもお得感がある。敷いてある生のキャベツもいい仕事をしている!

「噛むほど旨い炙り鶏ハラミ」(322円)は、松田さんが仕事帰りに立ち寄る焼鳥屋さんで毎回頼むメニューを再現したもの。ジューシーで柔らかな鶏ハラミは炭火の風味がよくて驚いた。温めたほうがおいしいのはもちろんだけど、冷めていても十分おいしい。

おすすめのペアリングはレモンサワーだそう。

左上から時計回りに「噛むほど旨い炙り鶏ハラミ」、「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」、「【R指定?】葉わさびポテトサラダ」、「酒放題ゆず味噌なんこつ」
左上から時計回りに「噛むほど旨い炙り鶏ハラミ」、「吸ってよし食ってよし だし漬け枝豆」、「【R指定?】葉わさびポテトサラダ」、「酒放題ゆず味噌なんこつ」

これらのおつまみとアルコールのセットでだいたいワンコインくらいで購入できるというのもうれしい。

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市村 幸妙
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