しそと具材の好相性ぶりと食べやすさにウナギ、唸る
まず選んだのは「小鯛」。この道50年の職人さんによる技が光るネタだ。そして、蒸したあとに調味酢で仕上げている「蒸しエビ」。ひと口サイズなので、ウナギ選手は魚介類をパクパクっと立て続けにいただいた。
ウナギ「うわぁ、めっちゃおいしい! 寿司の海苔と違って、しそが生臭さを感じないようになっていてすごく食べやすい」
編集E「小鯛は酢〆が効いている上にプリッとした食感もいいですね。エビはしっとりしていてシャリとの一体感もあります」
ウナギ「よし、次は『奈良漬』をいってみようか。実は奈良漬めっちゃ好きなんで楽しみ」
編集E「それは渋いお好みで。奈良漬は、いわばプロレス界における木戸修さんのようないぶし銀的存在といえるでしょう。だがそれがいい! 酒粕の旨みが凝縮された奈良漬、しそとの融合はいかがでしょうか?」
ウナギ「うん、柔らかいしそと奈良漬がめちゃくちゃ合う! 魚介はしその主張が強めだったけど、奈良漬はしそとのバランスがちょうどいい」
編集E「奈良漬自体は巻き寿司で食べることはありますが、こういう食べ方をすると印象がまったく違って面白いですね。残るはしいたけです」
ウナギ「うわ、これ天才かも! しいたけの旨みが濃くて、食後の満足感がある。素晴らしい」
編集E「甘く炊いている分、しその酸味と合わさって甘酸っぱくなりますね」
ウナギ「すべて食べてみて改めて思うけど、しそ巻き鮨はいわゆる寿司とはまったく別物だな」
編集E「はい、唯一無二感がすごいです。しその爽やかさにどの具材がバチッとハマる。ガッチリ固めて3カウントをとるスモールパッケージホールドのようです」
ウナギ「それはうまいこと言えてるのか!? なんか強引だし、その技名を聞くと、アイアンマンヘビーメタル級王座(3月28日現在、ウナギ選手が保持している、いつでもどこでも王座移動ができるベルトのこと)を思い出して、怖くなってきたぞ。周りに誰もいないよな?」
編集E「レフェリーもいないですし、大丈夫だと思います!」
ウナギ「このサイズといい、いなりに近い感じだな。醤油いらずだし、移動中にパクッと食べたいときにあるといい。巡業バスやロケバスのときに出されたらうれしいな」
編集E「試合前にもよさそうじゃないですか!?」
ウナギ「そうだな。控室ではパッと食べられるバナナやおにぎり、サンドイッチあたりを食べることが多いけど、これもあり。移動中といい、いつでも食べられる系としても優秀だな」
編集E「ただ注意点としては、冷凍便で届きますので解凍が必要です。常温で4〜5時間の自然解凍がオススメです」
ウナギ「そうだったんだな。そうなると、試合前に解凍をはじめれば、大会が終わる頃には食べごろになるということか。試合後に食べるのもありだな」
編集E「それ、暗にひつま武士(ウナギさんのファン)のみなさんへの催促入ってませんか?」
ウナギ「何を言うか! ウナが催促するわけがなかろう。ひつま武士は優秀だから何も言わずともわかっておるわ」
編集E「失礼いたしました。ご無礼をお許しください。今回紹介したのは、贈答用として渡せる折り箱入り(2人前)ですので、ひつま武士のみなさま、ご参考までに。また、ひとりで気軽に楽しめる簡易包装の1人前お試し用(1700円/送料1000円〜別)もありますよ」
ウナギ「用途によって選べるのもいいよな」
編集E「そうなんです。しその赤い色素『シソニン』には脳や血管の老化を防ぐ作用があることから、長寿の縁起物の食品としても愛されています。それもあって『しそ兵衛鮨』を敬老の日のプレゼントとして贈る方も多いそうです」
ウナギ「それはいい贈り物だな! 具材によって味の印象が違って、どれもめっちゃ旨い。グルメポイントも高いし、プロレスラーメシとしても高評価に値する。問答無用で金星だ。ウナの目に狂いはなかった。Eももっと精進するようにな」
編集E「はっ、次回は私のオススメを持ってまいります」
ウナギ「頼むぞ」
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●ウナギ・サヤカ/大阪府出身。2019年1月に東京女子プロレスでデビュー。2020年11月からスターダムに参戦し、2022年10月からは「ギャン期」と称し、他団体を主戦場に活動している。2023年12月27日には初の写真集『極彩人』(サイゾー)を発売。2024年1月7日に、全財産を使って自主興行「殿はご乱心〜1番金星〜」を後楽園ホールで開催。1230人、超満員札止めを記録した。試合スケジュールは、https://select-type.com/rsv/?id=YdEYTULuKPs&c_id=276425でチェック!