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銀座の台所 築地の実力は健在!

築地といえば豊洲移転前は卸売市場があって、場外市場とともに早朝から活気を呈していた。銀座との関係でいうならまさしく台所。銀座の美味は間違いなく築地が支えていたわけで、もとよりその実力は言うまでもないのだ。

外国人観光客で賑わう場外

豊洲移転、さらにはコロナが追い討ちをかけて、どうなる築地?どうなる築地場外市場?と一時は心配されたものの、どっこい長年培われた土地の記憶というか実力は、そんな簡単に揺らぐものではない。

場外市場はインバウンドが復活して、連日驚くほどの人で賑わっている。その一方で市場関係者や舌の肥えた客に育てられた実力店も変わらず健在だ。その底力を今回は築地らしく魚介で味わおう。

魚好きで昼から賑わう

ただし、確かに旨いが寿司や海鮮丼では安易に過ぎる。魚介の旨さを味わい尽くす懐の深さもまた築地。ひと手間加えた調理や酒と一緒に、ならではの魅力を堪能できる店。ぜひ楽しんでいただきたい。

撮影/鵜澤昭彦(築地のら、Bistro Masa、築地しんば)、浅沼ノア(築地長屋6-7-7)、取材/井島加恵、文/池田一郎(築地)

おとなの週末2024年5月号

※2024年5月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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