旅で一番衝撃を受けたお酒との邂逅
俄然お酒が進み、3本目に突入。メニューを見て気になっていたシードル「DaLat Whey Cider」を注文した。
シードルながら、パイナップルの酸味とホエーの乳清感が混ざり合い、独特の風味を生み出している。ナニコレ、めちゃくちゃおいしいっ! これはここでしか飲めない味(実際、東京の店舗では提供されていないようだ)。その唯一無二感にドハマリした。
ここで書いてしまうが、今回の旅で一番衝撃を受けたお酒が、ビールではなくコレだった。
翌日、ハロン湾へ向かう船の中で飲んだのが、ハロン湾のビール「HALONG SAPHIRE(ハロンサファイア)」。これまた飲みやすいラガービール。ハロン湾の絶景を望みながら飲むというシチュエーションが、よりおいしく感じさせてくれた。最高!
ハノイのスーパー、コンビニでわかるベトナムのビア事情
今回の旅では、現地のコンビニやスーパーでもビールを購入した。売り場をチェックすると、日本のビールはサッポロが多い印象だった。
近所のスーパーで買ったのが「ビア・サイゴン」と、ヒューガルデンの「ラズベリービール」。後者が激甘で、飲み切るのがしんどくなるほどだった。
ちなみに、POCAというブランドから出ているピーナッツ菓子のココナッツミルク味がおいしかった。ココナッツ好きの方はぜひ食べてほしい。いいつまみだった。日本で買えないかな。
『サークルK』では、ホーチミンのブルワリー「East West Brewing Co.(イーストウエストブルーイング)」のIPAをゲット。柑橘系のアロマに苦みもキッチリある王道のIPAで、時間が経つに連れて苦みが強くなっていた。
また、ハノイのショッピングモール「vincom mega mall royal city(ビンコム メガ ロイヤル シティ)」内のスーパーマーケット『Win Mart(ウィンマート)』では、「ハノイ・ビール」に「333(バーバーバー)」、シンガポールの「タイガービール」の販促台が目立っていた。このあたりがベトナムでのメジャーなビールなんだと再認識できた。
今回はここまで。次回は、いよいよベトナムのブルワリー直営のビアバーで飲んだ様子をお届けする。
文・撮影/編集部えびす