個性派ブルワリーパブ「平和どぶろく兜町醸造所」で酒の楽しみ方を再発見
日本酒「紀土」で知られる和歌山県海南市の「平和酒造」が「日本酒の祖先とも言えるどぶろくをもっと身近なものとして楽しんでほしい」という思いから立ち上げた。個性的なブルワリーパブが「平和どぶろく兜町醸造所」だ。
同店では、店内で醸造したできたてのどぶろくを酒に合うつまみとともに堪能できる。酒が醸造発酵しているところをイメージして造られた個性的なライトの灯るカウンター席で、ゆったり昼飲みを満喫しよう。
瓶詰めしたものから、黒豆やホップを独自にプラスした自家醸造メニューまで、どぶろくは約10種をラインナップ。醸造過程であずきを追加した、「あずきのどぶろく」(120ml 950円)は、ここでしか味わえない注目のメニュー。
つぶつぶとした食感と、素材のうま味を感じる一杯をじっくり味わおう。そのほかにもサーバーから直接注がれる生のクラフトビールや、同酒造の主力商品「紀土」をはじめ、多彩な酒が揃う。
甘みのある金山寺味噌を使った「金山寺味噌とクリームチーズのクラッカー」(450円)や、爽やかな風味の「山椒のポテトチップス」(レギュラー550円)など、つまみは和歌山県産の食材を生かしたメニューとなっている。実際に酒造りを行う杜氏が酒を注いでくれるので、話を聞きながら飲み比べを楽しむのもおすすめだ。
■「平和どぶろく兜町醸造所」
[住所]東京都中央区日本橋兜町8番5号 1階 KITOKI
[営業時間] 月~金13時~22時半、土曜12時~22時半、日曜12時~21時
[電話] 03-6264-9457
[休日]無休
[交通]地下鉄日比谷線など「茅場町駅」から徒歩1分