世の中であまた販売されるドリンク。その中には様々な実験を経て発売された企画ものともいえる商品がある。古くは「サスケ」(古すぎますねw)とか「維力」とか。でも最初はびっくりしても、慣れてくると癖になるものもある。そんな「珍ドリンク」の世界を変わり種ドリンク(珍ドリンク)大好きライターがご紹介します。
画像ギャラリー世の中であまた販売されるドリンク。その中には様々な実験を経て発売された企画ものともいえる商品がある。古くは「サスケ」(古すぎますねw)とか「維力」とか。でも最初はびっくりしても、慣れてくると癖になるものもある。そんな「珍ドリンク」の世界を変わり種ドリンク(珍ドリンク)大好きライターがご紹介します。
※配信先ではぜひボトルを画像ギャラリーでご覧ください。
ミントティー好きにオススメ!!「午後の紅茶リフレッシュオレンジティーwithミント」
午後の紅茶シリーズの中でもかなり甘めの部類だと思われる。現に原材料名の一番に「砂糖類」と明記されている程。紅茶風味のオレンジミントジュースの表現が近いかもしれない。
まずキンキンに冷えている状態がベスト。ぬるいと、とても甘い砂糖水のようになってしまう。
冷えてる状態で口をつけると、甘酸っぱいオレンジ風味と紅茶の味の後に爽やかなミントの味が広がる。ミントの香料は仄かで、人によっては歯磨き粉のように感じるかもしれないが、チョコミントなどのミント系お菓子が好きな人にはたまらない味だ。
現に自分はチョコミン党(チョコミントが好きな人の事をチョコミン党という言葉がある)で、 ミントティーなどの癖がある飲み物が好きなのだが、このオレンジティーはリピートし続けているくらい気に入っている。
その分、ミント感は強いのでは!? という考えも過ったが、人によって感じ方はそれぞれなので、甘酸っぱくてスーッとする夏向きのこの商品が気になったら、是非挑戦してもらいたい。
販売元:キリンビバレッジ株式会社/入手先:自動販売機限定(100円ドリンク、高速道路SA自販機等にもあり)
溶ける感じがたまらない「日本橋榮太樓監修 飲むあんみつ風ゼリー」
第一印象がチルドカップゼリー飲料系にある、目立つお決まりの「よく振ってからお飲みください」の注意書きがないことに違和感を感じた。そして裏面に小さく「そのままでも飲めるけど好みで振って崩して〜」という注意事項が書いてある事に気がついた。
不思議に思い、中身をグラスに移すと握り拳大の塊が出てきた。そのままストローを指して飲むと、ほろほろと口の中で溶けていく。
チルドカップに移して振って飲むと、まるで水羊羹のような滑らかな口当たりになっていく、いとも簡単に塊が崩れていくのに驚いた。
中身のつぶあん、もも、温州みかん、グラニュー糖、黒糖をゲル化剤(増粘多糖類)で纏めているからだろう。
プリンやソフトクリームイメージ飲料によくある、寒天で纏められていたら、こんな滑らかな食感にはならないだろう。いつも最後に塊が残りがちだ。
様々な日本橋榮太樓監修ドリンクを飲んできたが、今回のドリンクが一番老若男女問わず楽しめる飲み物だと思った。あんこが大丈夫な方にはぜひとも試していただきたい。
販売元:トーヨービバレッジ/製造所:株式会社T•Fホールディングス/入手先:ローソン
カフェイン入り!?「クラフトボス フルーツスカッシュ 5種の果実」
カフェイン10mg/100ml入りのフルーツスカッシュとは、意外な感じがする。
味は、ケミカルなフルーツジュース。後口が少々苦めだったのが気になる。(例えるなら、こども用風邪シロップを飲んだ後の味に近い)微炭酸で飲みやすいけれど、口にまとわりつく甘さが非常に人工的な味に近い。
参考値として、カフェイン含有量は同社製品のエナジードリンク(以降エナドリ)は150mg/400ml(37,5mg/100ml)、クラフトボスブラック500mlペットボトルで40mg/100mlで、当該製品のカフェイン含有量は決して多くない。
だが、夜につい飲んでしまったところ、軽く興奮する位目が冴えてしまいなかなか眠れなくなってしまった。
カフェイン入りの効果は抜群だった。しかし、既存のエナドリを飲んで、無理やり起きているような疲労感と脱力するような怠さが全く無い。そのうち入眠できる程度のカフェインだ。
美味しい比較的軽めなエナジードリンク、少し覚醒していたい時にピッタリなん、ドリンクなのかもしれない。
販売元:サントリー/入手先:ドン・キホーテ
未知との遭遇「ジョージアコーヒー フルーティーコーヒートロピカルブレンド」
飲んだ感想は「ジュースなの!? コーヒーなの!? どっちなの!?」だった。
ジョージアが時々出しているフルーツとコーヒーを合わせた、コーヒー入り清涼飲料水。暑くなっていくこの時期に合わせて、ミルク無しのものなのだろう(前回はミルク入りのフルーツ入りコーヒーだった)。
成分も果糖、果汁(りんご、レモン、ぶどう)、コーヒー、パイナップルエキス等と色々な果物エキスが入っているからか、今回は限りなくジュース感が強い。
ライムコーヒーやレモン入りコーヒーなどが得意な人には、おすすめしたい。が、公式を見ると、普段コーヒーに慣れ親しんでない人にもコーヒーを飲んで欲しいというコンセプトがあるらしい。
確かにトロピカルフルーツミックスジュースの向こうに、コーヒーがちらちら様子を伺うような味わいだ。この商品のコンセプトを知らないと、理解しがたい味なことは間違いない。
販売元:コカ・コーラカスタマーマーケティング(株)/入手先:ドン・キホーテ
今回の珍ドリンクまとめ
今回は自動販売機や、コンビニで比較的手に入りやすいものを集めて飲んでみた。フルーツ系が多くなってしまったけれど、コーヒー・お茶×フルーツは案外相性が良い。夏になると、もっと増える傾向があるから、これから出てくる夏限定商品を探しに行くのがとても楽しみだ。
文・写真/高山かずさ(たかやまかずさ):変わり種ドリンク(珍ドリンク)大好き駆け出しライター。自販機見かけると必ずチェックしてしまうマニア。趣味は食べる事。変わり種の食べ物飲み物を見つけて、飲み食いする事がなによりも大好き。