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旬の刺身がずらり『忠治』

暖簾をくぐってガラリと入れば、昔ながらの酒場らしい落ち着いた佇まい。「店は昨年暮れで42年。葛飾区には70年いるよ」というご主人・井上さんの語り口調にもどこかほっとする。

で、ここに来たらまず何を食べたいって、魚だ。

「うちは黒板商売だから」という黒板には本日の刺身が10種類ほどズラリ。石巻の底引き網漁からの直送。そして千住の河岸でご主人が目利きした旬の魚は、いずれもみずみずしく、甘く、脂がのっている。

何を選ぶか迷うのも楽しみだ。

『忠治(ちゅうじ)』(右手前から時計回りに)スズキ刺身、寒ブリ刺身、活ホッキ貝刺身、(ドリンク)樽酒 吉乃川 甘い香りのホッキ貝、みずみずしいスズキ、きれいに脂がのった寒ブリ。ひと目で惚れ惚れする魚が期待を裏切らず旨い

名物「しめじ土瓶蒸し」。香りよく、ダシよく、熱燗で割ってもよし。しめじにエビや銀杏、三つ葉やゆり根と、中身も品のいいつまみになる。旨い日本酒もいい塩梅に揃っている。酒が進む。

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名物「旨肉大根煮」がほろり『一笑一杯』...
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おとなの週末Web編集部
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