ここの蕎麦前は何かが違う!『手打ちそば やっ古』は毎週通う客のために「つまみは少しづつ入れ替える」気配りがうれしい

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・学芸大学の蕎麦店『手打ちそば やっ古』です。

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・学芸大学の蕎麦店『手打ちそば やっ古』です。

たおやかな料理と蕎麦に癒されて今宵も上機嫌

「毎週いらっしゃるお客様のために、つまみは少しずつ入れ替えています」とおっとり笑う店主の西田恭子さん。この笑顔に会いたくて通ってしまうのだろうか。

つまみは季節の野菜を使ったものがいっぱい。いろんな野菜を食べてほしいという気持ちの表れだ。そこに加えたひとひねりがやっ古流。

例えば、酢〆した魚にシャクシャクの食感が小気味よいわけぎの酢みそ和えをのっけたり、あるときは野菜違いの3種のきんぴらを盛り合わせたり。

豆腐田楽三種 680円、イワシの酢じめとあさつきの酢みそあえ 800円、日本酒 700円~(150ml)

『手打ちそば やっ古』(手前)豆腐田楽三種 680円、(奥)イワシの酢じめとあさつきの酢みそあえ 800円、(右)日本酒 700円~(150ml) 上の酢みそ和えだけ、下の酢〆だけ、両方一緒に食べる、と3回楽しめる。茹でて〆た豆腐の田楽。左から山椒醤油麹、柚子味噌、ふき味噌。少しずつ違う味がうれしい

おひとり様でも食べられるようにとポーションは控えめ。味付けも尖ったところがなく丸くて優しい。凛とした風情の蕎麦もまた澄んだ味わいで、飲んで食べた後は晴れ晴れとした気分になる。

『手打ちそば やっ古』

学芸大学『手打ちそば やっ古』

[住所]東京都目黒区鷹番3-4-13
[電話]03-4291-1012
[営業時間]17時~21時半(20時半LO)
[休日]日・月 ※不定休あり。蕎麦がなくなったら閉店
[交通]東急東横線学芸大学駅から徒歩5分

おとなの週末2024年9月号は「日本の夏、うなぎの夏」

おとなの週末2024年9月号

撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2024年5月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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