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チャーラー祭りのゴールに筆者が選んだのは

チャーラー祭りの最後に選んだのは、名古屋市南区にある『中国料理 千早苑』。この店が最後になったのは、筆者の自宅からいちばん遠かったこともあるが、あえて最後にしたのである。それは、チャーラー祭りを主催する愛知県中華料理生活衛生同業組合の理事長、神野公秀さんが営む店だからである。

『千早苑』外観。地元客率が高い
『千早苑』外観。地元客率が高い

よくもまぁ、海のものとも山のものともわからない筆者の「チャーラー祭り、やろうぜ!」という提案に賛同してくださったものだと思うし、開催するまで、いや開催後も祭りのために尽力していただいた。神野さんには本当にいくら感謝しても足りないほどである。

ボリューム満点の「ゴロゴロ叉焼チャーハンとゴマだれ冷やしつけ麺」(1320円)
ボリューム満点の「ゴロゴロ叉焼チャーハンとゴマだれ冷やしつけ麺」(1320円)

チャーラー祭りで『千早苑』が提供しているメニューは、夜限定の「ゴロゴロ叉焼チャーハンとゴマだれ冷やしつけ麺」(1320円)。チャーハンもつけ麺もフルサイズゆえにかなり食べ応えがありそうなセットだ。

店を訪れたのは平日の夜だったが、店内はほぼ満席。辛うじて小上がりの席に座ることができた。店の横にある駐車場はガラ空きだったので、客は近所から歩いて来たのだろう。テーブル席ではビールやハイボールを片手に盛り上がっていた。居酒屋的に利用することができるのもまた町中華の魅力である

「ゴマだれ冷やしつけ麺」。キュウリとバンバンジーも旨い
「ゴマだれ冷やしつけ麺」。キュウリとバンバンジーも旨い

これが「ゴマだれ冷やしつけ麺」。やや縮れのある中太麺をゴマだれに浸して食す。うん。甘すぎず、酸っぱすぎずちょうどよい塩梅。何よりもゴマの風味がすばらしい。夏場はこういう味が恋しくなるんだよなぁ。

麺の横にちょこんと添えられたキュウリとバンバンジーも実にイイ仕事をしている。ゴマだれとの相性もよく、車で来ていなかったらこれを肴にキンキンに冷えた生ビールを楽しみたいところだ。

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チャーラー祭り参加12店のスタンプをコンプリート!...
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この記事のライター

永谷正樹
永谷正樹

永谷正樹

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