「銀座 鮨 正」
天草の小肌に下田のキンメ、本マグロ……。その日仕入れた極上のネタが雄勝硯の漆黒の器に実によく映える。口に運べば、宮城のササニシキに赤酢を使ったシャリがホロリとほどけ、まさに至福のひとときだ。
昼のおすすめは、日替わりの握り6貫に玉子焼き、小さなばらちらしなどが並ぶおまかせランチ。白木のカウンターに趣深い6つの個室、銀座らしい品格漂う店内で寿司をつまめば、優雅な時間が過ごせる。
『おとなの週末』2021年10月号より(本情報は発売時のものです)
…つづく「寿司の名店『銀座久兵衛』に新卒で就職、TOEIC900点の英語力で世界のVIPをもてなした寿司職人が独立 『神田錦町 鮨 たか晴』店主が店を構えるまで」では、その意外な半生を明かします。