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鴨×鶏×生ハムスープ

東銀座「中華そば 銀座 八五」

「味玉中華そば」やや黄色がかった麺は浅草開化楼特製。パスタに用いられるデュラム粉をブレンドしており、おだやかな小麦の香りと共にのど越ししなやかにスープに寄り添っている。

今から1年と少し前、革新的なラーメンが銀座で誕生した。それは一般的に必須とされる“かえし”(タレ)を一切使用しないスープ。生みの親は長年フレンチの世界に身を置き、旧京都全日空ホテルの総料理長も務めた店主の松村さん。上質な鴨と名古屋コーチンをベースにドライトマト、イタヤ貝などからとるダシに重ねるのが、なんとイタリア産の生ハムなのだ。

2日かけて作るスープは生ハムの香りと塩分がキモ

調味料は塩だけで、それも味を調える程度だという。その味わいを例えるならば、とびきり上等なコンソメスープ。ため息の出るような深い、深い風味だ。

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鴨×地鶏×煮干しスープ...
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おとなの週末Web編集部
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