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旬の食材は食べて美味しいだけではなく、栄養もたっぷり。本コーナーでは魚や野菜、果物など旬食材の魅力をご紹介します。
さて、今回のテーマとなる食材は?

文/おと週Web編集部、画像/写真AC

【今月の旬食材は?】いま1年で最も旨い食材

■個性派

正解:ランブータン

難易度:★★★★☆

食感、味はライチに似ています

ランブータンの特徴といえば、なんといっても個性的な見た目です。1~2cmほどの長さの髪の毛のようなもの鮮やかな赤色の果皮全体を覆うようにはえている様が目を惹きます。その見た目から「ヘアリーフルーツ」とも呼ばれています。

ランブータンという名前も、マレー語で毛を意味する「ランブート(rambut)」が由来となっています。

この毛や果皮は、未熟なうちは緑色をしていますが、熟していくにつれ、鮮やかなワインレッド色や赤褐色に変化していきます。

外皮をむくと姿を現すのは白くて透明感のある果肉。食感はプリプリでジューシー、すこと酸味のあるさわやかな甘みをもっています。

食感、味わいはライチの実にそっくり。実際、ライチとは近縁で、ライチもムクロジ科に分類されています。ただし、ライチの原産国が中国であるのに対し、ランブータンは東南アジアです。

果実の味わいも若干異なります。ほのかな酸味があることからライチよりもさっぱりとした味わいで、水分量も多いので、よりジューシーです。また、独特の芳香をもつのも大きな違いです。

また、ライチの種は丸く大きいのですが、ランブータンの種は小さめでアーモンドのような形をしています。

ランブータンの独特のジューシーさ、芳香を楽しみたいなら生食がおすすめです。

ライチよりも甘みがさわやかなので、実を刻んで、サラダや、パンケーキやアイスクリームなどのトッピングにしても美味しくいただけます。

独特の芳香があるため、カクテルや果実酒に使われることもあります。

ライチとは異なり、昔はなかなか手に入りにくい高級フルーツでしたが、最近では、スーパーマーケットや青果店では取り扱っているところも増えてきたので、見つけたら、ぜひ一度ゲットしてみてください。

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美味しいランブータンの見分け方...
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おとなの週末Web編集部
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