全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・尾山台のシャルキュトリーの店『AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン)尾山台店』です。
一歩入った瞬間から本場の空気感に心が浮き立つ
フランス菓子の名店として知られる『オーボン ヴュー タン』。まるでパリにあるクラシックなパティスリーを彷彿させるこの店の奥にはシャルキュトリーの棚がある。手掛けているのはフランスでシャルキュトリーの修業を積んだ河田力也さん。名パティシエとして名高いオーナー河田勝彦さんの息子である。
ショーウインドウに並ぶのは、お菓子のようにキュートな「パテ・アン・クルート」をはじめ、様々なテリーヌ、生ソーセージ、カットする前のスモークサーモンやお惣菜など、まるで本場のシャルキュトリー店そのもの。
なかでもスペシャリテの「テリーヌ・アマッチ」は、力也さんが修業先で初めて認められたというオリジナルだ。
テリーヌ・アマッチ 760円(100g)※テイクアウト価格
「レストランに行かなくても、家でレストランの味が気軽に食べられるのがシャルキュトリーの良さ」と力也さんはいう。確かに、パンとバターとこの店のシャルキュトリーがあれば、それはもうちょっとしたごちそうで、幸せな食事の始まりなのだ。
シャルキュティエの河田力也さん「ランチやお菓子も店内のカフェで召し上がれますよ。」
尾山台『AU BON VIEUX TEMPS(オーボンヴュータン) 尾山台店』
[住所]東京都世田谷区等々力2-1-3
[電話]03-3703-8428
[営業時間]10時~17時
[休日]火・水
[交通]東急大井町線尾山台駅から徒歩7分
■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港」
撮影/貝塚隆、取材/岡本ジュン
※2024年10月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく『シャルキュトリーって何?フランス人も唸る!この道30年の名手に魅力を聞いた』では、意外と知らないシャルキュトリーとは何なのか、名店の店主に聞いてきました。