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「12月7日」。今日は何の日でしょう?答えは「クリスマスツリーの日」!

世界中がワクワク!心躍るクリスマスツリー

1886(明治19)年12月7日は、日本人によって初めてクリスマスツリーが飾られた日。横浜で雑貨などの販売を行っていた株式会社明治屋が、外国人船員が日本でもクリスマスツリーを楽しめるようにと飾ったことが始まりだと言われています。今では当たり前となった12月のクリスマスデコレーションですが、明治屋が1900(明治33)年に東京・銀座に本社を移転したのをきっかけに、銀座の街にクリスマスの飾りが出現。付近のデパート等でもツリーが飾られ、いわゆるクリスマス商戦がスタートしたとか。

毎年話題のニューヨーク、ロックフェラーセンターのクリスマスツリー(photoAC)

この季節になると、テレビのニュースなどでも世界中のクリスマスツリーが映し出されますが、やはり毎年壮観なのが、ニューヨーク・マンハッタンにあるロックフェラーセンターのクリスマスツリー。点灯式のセレモニーは、毎年現地のテレビでも生中継されるほど。5万個以上のLEDライトで装飾されるとは、まさに本場!今年も楽しみです。

2024年、日本で話題のクリスマスツリーは、『横浜ランドマークタワー』(横浜市)の「SPARK TREE」、『MARK IS みなとみらい』(横浜市)の「FROZEN CRYSTAL TREE」のほか、JR名古屋駅直結のJRセントラルタワーズとJRゲートタワーで行われる「Towers×Gatetower Christmas 2024」では名古屋地区最大級のツリーが、『グランフロント大阪』(大阪市)の高さ約10mのツリーなどなど。日本全国で煌びやかなツリーを楽しめそうです。

緑色のツリーは永遠の命と愛の象徴

日本人にとってクリスマスはイベント的なものですが、クリスチャンの人にとっては特別な日。そして、クリスマスツリーは旧約聖書の『創世記』に登場する「知恵の樹」で、別名「聖樹」と呼ばれる神聖な樹のこと。冬でも枯れずに緑を保つ常緑樹が使われるのは、「永遠の命」や「永遠の愛」を表現していると言われています。

冬でも枯れずに緑をたたえる常緑樹がクリスマスツリーに(photoAC)

数年前のちょうどクリスマスの時期、家族が入院していたことがありました。キリスト教系の病院だったので、ロビーや各フロアの面会室などにはクリスマスツリーが飾ってあって、不安や緊張感が漂う日々の中でホッと心が和んだ経験があります。そんな経験をすると、クリスマスがただのイベントではなく、また、何気なく飾られているツリーにも何か不思議な力を感じずにはいられません。

最近ではクリスマスツリーを飾る家庭も増えています。たまには「夜中にサンタクロースがプレゼントを届けてくれる」と信じていた童心に帰って、クリスマスツリーの飾り付けを楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

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おとなの週末Web編集部
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