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名古屋エリア限定グルメ情報(60) たまり醤油の濃厚なコクとほのかな甘さがクセになる「チャーシュー中華そば」

名古屋エリア限定グルメ情報(60) たまり醤油の濃厚なコクとほのかな甘さがクセになる「チャーシュー中華そば」

名古屋には、味噌かつや手羽先、きしめんなど安くて旨いB級グルメは数多くあるが、ご当地ラーメンは存在しない。 そんななか、将来的に名古屋のご当地ラーメンとなる可能性を秘めたラーメンを出す店を発見した。それが『濃厚中華そば 佐とう』だ。

perm_media 《画像ギャラリー》名古屋エリア限定グルメ情報(60) たまり醤油の濃厚なコクとほのかな甘さがクセになる「チャーシュー中華そば」の画像をチェック! navigate_next

愛知県三河産のたまり醤油の濃厚なコクとほのかな甘さがクセになる『濃厚中華そば 佐とう』の「チャーシュー中華そば」


名古屋には、味噌かつや手羽先、きしめんなど安くて旨いB級グルメは数多くあるが、ご当地ラーメンは存在しない。

名古屋でラーメンというと台湾ラーメンや台湾まぜそばを挙げる方もいるが、これらは創作メニューであり、地元で昔から根づいていたわけでもなければ、麺やスープ、具材に地元産の食材を使っているわけでもないのだ。



そんななか、将来的に名古屋のご当地ラーメンとなる可能性を秘めたラーメンを出す店を発見した。

それが2018年10月、名古屋市中区丸の内2丁目にオープンした『濃厚中華そば 佐とう』だ。

ラーメンで“濃厚”といえば、こってり系のスープをイメージするが、ここはそうではないという。



とりあえず、いちばん人気の「チャーシュー中華そば」(800円)を注文して食べてみることに。

その名の通り、丼一面をチャーシューが覆いつくしている。

聞いてみると、チャーシューだけで100グラムもあるそうだ。

しかも、脂身と赤身がバランス良く楽しめるようにと、一杯のラーメンにすべて異なる形のチャーシューをのせているとか。


チャーシューは後から堪能するとして、まずは麺から。

おおっ!

芳醇な香りがふわっと広がって鼻から抜ける……。

これは!?

たまり醤油だ!

濃厚なコクとほのかな甘みが、名古屋で生まれ育った私にとってはなじみ深い味。

“濃厚”なのは、たまり醤油ならではのコクだったのだ。

また、チャーシューもやわらかくて、脂身が甘い。

分厚く切ったネギをチャーシューで巻いて食べても美味しい。


スープのベースは、豚骨とげんこつ、豚バラ肉のブロックのみで、鶏ガラや魚介は使っていない。

使用するたまり醤油は、愛知県刈谷産。

愛知県は古くから醸造業が盛んで、知多半島から西三河にかけて味噌や醤油、みりん、酢などの醸造会社がたくさんある。


それゆえに、これまでたまり醤油を使ったラーメンもあるにはあった。

が、香りを重視したものが大半で、ここまでたまり醤油の味そのものを全面に出したラーメンはなかった。

だから、ここの「濃厚中華そば」が、将来的に名古屋のご当地ラーメンになる可能性があると思わずにはいられないのである。


「私自身も、幼いころからたまり醤油を使ったきしめんや中華そばが大好きでした。
たまり醤油の味に慣れてしまうと、関東や関西のつゆが物足りなく感じます。
中毒性があるんですよね」と、店主の佐藤昇さん。

たしかに、今、こうして記事を書いていても、また食べたくなっている(笑)。

次回は、「チャーシュー中華そば」が麺大盛りで半熟玉子が付く「特盛チャーシュー中華そば」(980円)を食べてみようと思う……。





■『濃厚中華そば 佐とう』
[住所]愛知県名古屋市中区丸の内2-8-25 丸の内中野ビル1階
[TEL]052-222-0191
[営業時間]11時半~14時、17時半~21時半(L.O.)※土、祝はランチ営業のみ
[定休日]日曜 ※臨時休業あり






永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
このグルメ記事のライター
永谷正樹

1969年愛知県生まれ。名古屋を拠点に活動するカメラマン兼ライター。地元目線による名古屋の食文化を全国発信することをライフワークとして、グルメ情報誌や月刊誌、週刊誌、グルメ情報サイトなどに写真と記事を提供。https://twitter.com/shuzaiya

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