『おとなの週末』同様、講談社ビーシーから出版されている『TRYラーメン大賞』にて「TRYラーメン大賞」4連覇し、殿堂入りを果たした『飯田商店』店主・飯田将太氏監修の「味噌らぁ麺~五重(いつつがさね)の味噌~」(●●●円)が、2025年1月9日(木)より期間限定で『デニーズ』から販売される。その「味噌らぁ麺」をひと足先にいただいた。
画像ギャラリー『おとなの週末』同様、講談社ビーシーから出版されている『TRYラーメン大賞』にて「TRYラーメン大賞」を4連覇。見事殿堂入りを果たした『飯田商店』店主・飯田将太氏監修の「味噌らぁ麺~五重(いつつがさね)の味噌~」(1419円)が、2025年1月9日(木)より期間限定で『デニーズ』から販売される。
2024年6月に18万食を超えるヒットを記録した「冷やし豆乳担々麺~香るスパイス」に続くデニーズ50周年企画の第2弾だ。今回はその「味噌らぁ麺」をひと足先にいただいた。
激レア! 『飯田商店』の「味噌らぁ麺」
飯田商店といえば“しょうゆらぁ麺”。味噌らぁ麺はレギュラーで提供していない。
いつか味噌ラーメンに挑戦したいと思っていたところにデニーズから提案があり、「味噌らぁ麺~五重(いつつがさね)の味噌~」は誕生した。
飯田氏はラーメン屋さんに食べてほしいと言う。
「旨みだけじゃない、5つの味噌、野菜、麺の素材感がしっかり残っている味になっている。このバランスにすごく苦労したので、そこをプロに感じてもらいたい」と熱く語り、出来栄えに自信を見せた。
話を聞けば聞くほど期待しかない。
まずはスープを試食。
味噌は、3種の信州味噌、仙台味噌、西京味噌の5種類をブレンド。それぞれ粒感や熟度を変えたものを使用していて、まろやかで濃厚なコクのあるスープに仕上がっている。
はじめは味噌の旨みと香ばしさがあり、後味に上品な甘みが口に広がる。思わず「うわっ、おいしい」と声が出てしまうほど絶品! 味噌の旨みだけでなく、ベースの鶏と豚のスープ、玉ねぎなどの野菜が合わさった深い味わいも感じられる。
また、ラードの油膜はスープが冷めない効果だけでなくコクや風味を引き立て、麺とスープが絡みやすくしてくれている。
デニーズだからこそできる自分流の食べ方を探すべし
今回「味噌らぁ麺」に合わせたサイドメニュー「金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ~青唐辛子を添えて」(660円)も開発しており、どちらにも合うミニごはんが付けられるセットメニューもある。
ちなみに、ねぎみそのネギはデニーズの人気メニュー「和風ハンバーグ」に乗っているネギの3倍もの量がトッピングされている。
この味噌らぁ麺には、オススメの食べ方がある。
1.まずは「味噌らぁ麺」、「金山寺味噌のねぎみそ唐揚げ」それぞれそのまま食べる
2.ごはんに唐揚げとねぎをたっぷりかけて丼にする
3.さらに味噌らぁ麺のスープをかける
4.青唐辛子をのせて辛味をちょい足しする(味噌らぁ麺にも)
味噌らぁ麺にごはんを入れたり唐揚げを入れるのもアリ。このほか「黒米ともち麦ごはん」とも合うこと間違いなしなので追加注文したいところ。ただしボリュームがあるので、家族や友人とシェアするのがおすすめ。
デニーズならではの自由な楽しみ方をしたい。
トッピングの野菜のおいしさに驚き
味噌らぁ麺を食べてスープのおいしさに驚き、次に野菜がシャキシャキでおいしいことに驚いた。飯田氏が「野菜をしっかり焼くことが大事」と言っていたことがよくわかる。
町中華の中華鍋で野菜を炒めたようなシャキシャキ食感と香ばしさを出すため、野菜と味噌はオーブンで焼いているのだそう。余分な水分を飛ばし均一に火を入れ、程よく焼き目をつけ香ばしさを引き出す。これを全店舗フライパンで炒めて作ろうとすると味にばらつきが出るだろう。
そこでオーブンで焼く、という方法を提案したようだ。もやしとニラをオーブンで焼くという発想はなかった! これは家でも取り入れたいと思う。
見た目以上に野菜が多く感じられ、シャキシャキの食感が良いアクセントにもなり最後まで飽きずに食べられる。
予約困難な『飯田商店』の味を気軽にリーズナブルに食べられる貴重な機会、ぜひとも『デニーズ』で体験してほしい。
取材/田村佳奈子
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