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ストレートでは“クラフトジン”だが、炭酸で割ると“IPA”に

実際に味わってみると、たしかに、説明の通りだ。

「CHILL GREEN spicy & citrus」(チル グリーン スパイシー&シトラス)と「CHILL GREEN bitter & tropical」(チル グリーン ビター&トロピカル)の味わい比較

まずはストレートで。口に含むと、やわからかな口当たり。ふわっと、甘い香りがふくらむ。うん、これも「CHILL GREEN spicy & citrus」と同様、クラフトジンのようなイメージといっていい。

しかし、炭酸割りを試した時は、印象が変わった。これは、さわやかなビールに近い感じだ。一口流し込むと、まず、柑橘系の香りが広がった。パッションフルーツのようにほのかに甘いが、さわやか。そして、ほろ苦さが後に続く。最後には、舌の奥の両端に、苦味が残る。

これまで、IPAを百種類ほども飲み続けてきたが、この柑橘系のフレーバーとほろ苦さは、まさにそのテイストに通じる。うん、うまい!

炭酸で割ることで、違う飲み物に変わった感じだ。

どんなお酒もストレートで、じっくり味わうのが、個人的には好きだが、これは、炭酸割りが合う。さらに美味しさを引き出せている。

「CHILL GREEN spicy & citrus」(チル グリーン スパイシー&シトラス)と「CHILL GREEN bitter & tropical」(チル グリーン ビター&トロピカル)。手前のグラスはストレート

浜田酒造では、「CHILL GREEN と炭酸水が1:2の割合だとピンクグレープフルーツのような味わい、1:1で割るとパッションフルーツのようなリッチな味わいがお楽しみ頂けます」と推奨している。

炭酸割りが、上記で説明した「チルハイボール」となるが、トニックで割る「チルトニック」もおいしい。コクがあって甘みがあり、ピンググレープフルーツ感がさらにアップした感じだ。

自分のようなIPA好きにも、これは注目されるだろう。この新感覚焼酎で、新たなファン層が広がりそうだ。

文・写真/堀晃和

「CHILL GREEN bitter & tropical」(チル グリーン ビター&トロピカル)

■「CHILL GREEN bitter & tropical」の概要
商品名:「CHILL GREEN bitter & tropical」
種別:焼酎乙類
アルコール分:25度
内容量:720ml・1800ml
原材料名:麦(豪州産、国産)、麦麹、ホップ
発売日:2025年2月18日(火)
希望小売価格:720mlが1498円、1800mlが2900円 ※ともに税込み

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おとなの週末Web編集部 堀
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