全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・学芸大学の中華料理店『上海菜館』です。
素材と調理法にアイデアが加わる老舗の傑作
餃子などによく使われる白菜の旬は11月~2月で、甘みをしっかりと蓄える。あんかけはそのとろみで料理を冷めにくくし、最後まで熱々を楽しめる。となれば、タンメン、広東麺、中華丼などはこれからが美味だと言える。
そして「角煮野菜御飯」だ。白菜はじめ、木耳、青菜などの野菜をオイスターソースで味付けした餡がたっぷり。
土鍋角煮野菜御飯(半ラーメン or ワンタン付き)1450円
しかも、そこにはイタリアンでの修業から「焼きチーズ麻婆豆腐」を考案し、「ビャンビャン麺」を大手チェーンの試食をヒントに生み出すなど、様々な食体験を美味に仕上げる名人、店主・真田照久さんがトンポーローを加えている。
豚肉の力強い旨みも相まって食べ応え十分で、感嘆も数度ではきかない旨さに大変身。冬の町中華の魅力を堪能するならこの逸品で決まりです。
真田照久さん「上海に限らず、おいしい中華を揃えてます」
学芸大学『上海菜館』
[住所]東京都目黒区鷹番3-12-5 RHビル1階
[電話]03-3713-4808
[営業時間]11時半~14時、18時~21時
[休日]火・水
[交通]東急東横線学芸大学前駅西口から徒歩2分
※画像ギャラリーページでは、自慢の餃子など絶品メニューがご覧になれます。
■おとなの週末2025年4月号は「おいしい空港」
撮影/鵜澤昭彦、取材/編集部
※2024年12月号発売時点の情報です。
※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。
…つづく「【保存版】スープで選ぶ絶品の町中華4選!スープの旨い店は“当たりだらけ”」では、町中華のスープに着目して実食レポートをしています。