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そもそもスリランカという国、スリランカ料理とはどういうものか?

セサット・タンブガラ臨時代理大使(向かって左)をはじめ、大使館の皆様も笑顔の出来栄え。

今回の試食には、スリランカ大使館の皆さんも同席していた。試食が行われたのは六本木4丁目店。過去の松屋の大使館タイアップメニューの広報もここで行われてきたのだという。この一角は、各国の大使館が近くに多い。

店を占有せず、一般のお客さんのいる店内で試食を行うのが松屋の流儀だ。パーティションの向こう側では、普通に食券を買って牛丼を食べている方々がいる。この方針には好感を持ったので記しておきたい。

気になる辛さについて、駐日スリランカ大使館のセサット・タンブガラ臨時代理大使に質問すると、

「私はもうすこし辛さ控えめでもいいのですが、一般的なスリランカ人には丁度いい辛さだと思います。スリランカの家庭料理はココナッツを削るところから始めるココナッツミルクを使うのが特色なのですが、松屋さんの今回のデビルチキンは、チリソースとスパイスでスリランカの風情を醸していますね」

とお答えいただいた。

スリランカの正式名称は『スリランカ民主社会主義共和国』。セイロン島を国土とし、コロンボを最大都市として抱えるのがスリランカだ。

公用語はシンハラ語とタミル語だが、連結語として英語が用いられている。今回のインタビューも英語で行われた。『デビルチキン』の料理名も松屋の造語ではなくて、スリランカ料理にデビルチキンという料理が存在している。

大使館から日本国内の「スリランカ料理らしいスリランカ料理店」のリストが松屋に提供され、それらを参考に試行錯誤の末に完成したデビルチキンを、スリランカ大使館が『認定』する流れで開発されたのだという。

松屋としては「白米によく合う」のが譲れない一線としてあったそうで、苦労の末に試作品をひとつに絞り込み、これを大使館が一発認定する形で『松屋のデビルチキン』が完成したのだそうだ。

松屋六本木4丁目店の一角で取材は行われた。

『デビルチキン』が食べられるのはこの松屋だけ!

『デビルチキン』は食べられる期間も店舗も限られている。以下の店舗がちかくにある人はラッキーだ。ぜひ試してみてほしい。

【東京都内】
・足立区 足立保塚店
・荒川区 西日暮里店
・板橋区 上板橋店
・江戸川区 篠崎店 平井駅前店
・大田区 平和島店
・北区 赤羽西口店

・渋谷区 笹塚2丁目店
・新宿区 西新宿8丁目店 東新宿店
・世田谷区 経堂店
・豊島区 池袋アゼリア通り店
・中野区 中野通り店 野方店
・練馬区 大泉学園南口店

・八王子市 西八王子店
・府中市 府中店
・町田市 桜美林学園店
・港区 六本木4丁目店
・目黒区 中目黒青葉台2丁目店

【そのほかの地域】
・宮城県 仙台南町通り店
・福島県 郡山芳賀店
・栃木県 宇都宮オリオン通店
・埼玉県 春日部店 西川口店 北本店 大宮東口店 狭山市駅前店 上福岡店
・千葉県 旭店 妙典店 津田沼南口店 新松戸西口店

・神奈川県 高津店 秦野店  鶴ヶ峰店 港南台店 伊勢佐木町2丁目店
・新潟県 新潟万代シテイ店
・静岡県 富士宮店
・愛知県 豊橋つつじが丘店 上前津店  藤が丘店
・京都府 東寺店
・大阪府 針中野店 今里店 深江橋店 萱島店 関大前店 河内山本店

・兵庫県 JR尼崎店 垂水店
・和歌山県  小雑賀店
・岡山県 岡山十日市店
・広島県 広島紙屋町店
・香川県 高松兵庫町店

担当編集Fの仕上げ方は、ソース皿にライスin。ソースを余さず味わえる。
筆者の仕上げ方はライスにソースon。二人の共通見解は「ライスは大盛りがいい!」

文・写真/深澤紳一(ふかさわ しんいち):PCゲーム雑誌から文芸誌、サブカルチャー誌まで幅広い寄稿歴をもつライター。レーシングスクールインストラクターなども務めつつ、飼犬のために日々働く愛犬家。

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深澤 紳一
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