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名物洋食屋『ニューとん助』@北加賀谷

最後に、ベイエリアの南端に位置する住之江区の名物洋食屋『ニューとん助』をご紹介します。住之江区は筆者にとって最初の担当エリアでした。区の東側は昔ながらの住宅街、真ん中エリアに有名な「住之江競艇」があり、海に面した西側埋め立て地には高層マンションや国際展示場が立ち並ぶ、今どきの言葉で言えば多様性あふれるエリアでした。

ニューとん助

『ニューとん助』は大阪メトロ四つ橋線の北加賀屋駅から歩いて10分ほど、区の東側の住宅街にあり、外見は何の変哲もない洋食屋さんですが、そのとんかつたるや個人的には日本一美味しいとんかつと思っています。

かつては地元では評判のお店といった印象でしたが、今では各地から人が押し寄せ行列が絶えないお店になりましたので覚悟が必要です。やっとのことで席にたどりついたら、まずはポタージュスープを必ず頼んでください。真っ白に輝く逸品で、ニンニクの風味がスープを引き立たせます。お肉を待つ時間にぜひお召し上がりを。

ニューとん助(ポタージュスープ)

ほどなくしてメインデッシュが到着。筆者は毎回「トンカツ」一択ですが、30年前と変わらぬ柔らかい肉とカリっとした衣、褐色にきらめくとんかつソースとのコンビネーションに思わず唸ってしまいます。カラシやマヨネーズとのマッチングも絶品ですので、ぐちゃっと混ぜて食べるのが男らしいのではないかとお薦めします(笑)。

ニューとん助(トンカツ)

以上、大阪編第1弾でした。1980年代、「悲しい色やね」という大阪湾を舞台にした歌が大ヒットしました。上田正樹が切なく歌う「大阪の海は悲しい色やね」という最後のフレーズが有名ですが、大阪ベイエリアのグルメは色とりどりの美味しい料理で皆さまのご来場をお待ちしています。

文・写真/十朱伸吾 
おとなの週末Web専属ライター。旅と食とビールと競馬をこよなく愛する。ツーリングとゴルフも趣味。ツーリングの成果でダイエットにも成功。

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おとなの週末Web編集部 堀
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