ロッテのロングセラーチョコの40周年記念バージョンが注目を浴びている。2025年3月25日に発売されたのは「ビックリマン伝説チョコ<悪魔VS天使40thスペシャルエディション>」。パッケージやシールには、シリーズ第1弾として、当時の主要キャラクターが登場する2種類が選ばれた。1980年代後半に発売されたアイス版ビックリマンのイラストが復刻されて使われている。商品に封入されるシール1枚は、そのアイス版デザイン43種と、新たに書き下ろされた4種の全47種から選ばれる。どのシールが入っているのか。封を開けるときのワクワク感がたまらない。
ブームを巻き起こした「ビックリマンチョコ」、年間4億個の大ヒット
そもそもビックリマンチョコとは何だろうか。1977(昭和52)年に 人を驚かせ「ビックリさせる」というコンセプトと登場したサクサク食感が特徴のウエハースチョコだ。おまけとして封入される「ビックリマンシール」が特徴的で、発売当初は「どっきりシール」と呼ばれていた。
ヒットのきっかけは、1985(昭和60)年に発売された「悪魔VS天使シリーズ」だった。ピーク時には年間約4億個を販売し、アニメ化や漫画連載によって一大ブームを巻き起こした。魅力的なキャラクターが描かれたシールが子どもたちを虜に。2025年は、その伝説の商品の発売から40年の節目にあたる。全47種のキラキラシールも、子どもたちの関心の的になるだろう。