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全国の神様が10月、島根県の出雲地方に集まって様々な会議を行うという話は、日本人なら一度は耳にしたことがあるだろう。出雲以外の地域は神様が留守というわけで、通常は10月を神無月と呼ぶが、出雲では「神在月」と表す。さらに神様は会議のあと、いわゆる飲み会をして各地方へ帰っていくのをご存知だろうか。場所も決まっていて、出雲市斐川町にある万九千神社で行われる。その神々の宴は「直会(なおらい)」と呼ばれている。

神社本庁によると、「直会」とは“お祭りの終了後に神前に供えた御饌御酒(みけみき)などを神職をはじめ参列者の方々でいただくこと”とある。出雲では神事だけでなく様々な催事や寄合の後の宴会も「直会」と呼び習わしてきたそう。この人と人との心をつなぐ美しい風習に着想を得て、奥出雲の神秘的な自然と豊かな文化を受け継ぐ上質な贈り物ブランドが誕生した。

その名も「奥出雲 NAORAI(なおらい)」だ。2025年4月28日に直営オンラインショップがオープン。5月3日から7月28日までの期間、東京・銀座の複合商業施設『GINZA SIX(ギンザ シックス)』にてポップアップストア(期間限定店舗)を展開している。

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出雲大社と同じ稲わらで制作! 縁起物「しめ縄」を添えたギフト

『奥出雲 NAORAI』には、食を通じて感謝を伝え縁を深める、美味しさだけでなく贈る人と受け取る人の心をつなぐという精神のもと、特別な日や大切な人への贈り物にふさわしい商品がラインナップされている。

贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
『奥出雲 NAORAI』

奥出雲の豊かな自然が生んだ希少なブランド牛「奥出雲和牛」を使ったローストビーフやハンバーグ、島根県のブランド米「仁多米(こしひかり)」や「比田米(きぬむすめ)」、島根県で栽培されている和紅茶、出雲が発祥の地ともいわれる「ぜんざい」などが美しくパッケージングされている。価格帯は2000円〜50000円まで幅広く、様々なシーンで重宝しそう。代表商品を見ていこう。

〈白雲〉奥出雲和牛のローストビーフ モモ 250g&八雲塩付き 15000円

贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
〈白雲〉奥出雲和牛のローストビーフ モモ 250g&八雲塩付き 15000円
贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
奥出雲和牛のローストビーフ

全国和牛能力共進会(2022年)にて日本一に輝いた奥出雲和牛。そのA4〜A5等級の極上部位のみを贅沢に用いたローストビーフは、香味野菜に一晩しっかり漬けこむことで、奥深い香りを引き出した。しっとりとした赤身の旨みと、きめ細やかな霜降りのとろける甘みが共演する、珠玉の一皿だ。複数のハーブと上質な岩塩を織り交ぜた、香り豊かなオリジナルの調味塩「八雲塩」を添えれば、和牛の旨みをそっと引き立てる。

心がさね〈縁〉島根県産米キューブギフト3種3個セット 6000円

贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
心がさね〈縁〉島根県産米キューブギフト3種3個セット 6000円
贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
心がさね〈縁〉島根県産米キューブギフト3種3個セット 6000円

“東の魚沼、西の仁多”と称される西日本屈指のブランド米「仁多米」。その中でも特に上 質とされる馬木地区の「こしひかり・まきの仁多米」をはじめ、「こしひかり・神楽米」、「きぬむすめ・比田米」の3種を、2合ずつ真空パックしたキューブ米に仕立てた。四季の重ね色目をまとった風呂敷で一つひとつ丁寧に包まれている。

贈り物ブランド『奥出雲 NAORAI』が誕生。「奥出雲和牛」や「仁多米」など奥出雲の恵みを「しめ縄」と一緒に、大切な人へ
ギフト箱しめ縄付イメージ

さらに商品には、出雲大社のしめ縄奉納の技を受け継ぐ島根県飯南町の職人が、同じ稲わらで編み上げた、しめ縄が同梱される。しめ縄は、神々を迎え入れ、良縁や幸福を願う特別な縁起物。神々の加護を宿すような贈り物となるのだ。

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『GINZA SIX』でポップアップストアを展開中!
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おとなの週末Web編集部
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