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今にも謎解きが始まりそうな食堂車

列車の食堂車といえば、アガサ・クリスティの小説「オリエント急行殺人事件」に出てくる食堂車やサロンカーを想像します。西洋風のインテリアにちょっと高級そうなテーブルセッティング。お金持ち風の老夫婦がゆったりと優雅に食事を楽しむような。今と違って、昔の列車での旅はそれだけ時間がかかり、列車に乗って出かけること自体が特別だったということかもしれません。

海外の列車のレトロな雰囲気が漂う食堂車(photoAC)

東京〜神戸といえば、今は最速の東海道新幹線「のぞみ」を利用すれば2時間36分。正直あっという間です。官営鉄道に食堂車が登場した1901年、東京〜神戸間を結んでいたのは東海道線で、約15時間もかかっていたといわれていますから、列車に揺られている間にお腹はすきます。そういう意味では食堂車をつけるという発想は自然の流れだったのでしょう。

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列車に乗ること自体が旅になるクルーズトレイン
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おとなの週末Web編集部
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