真っ赤なスープがぐらぐらと煮えたぎる
そうこうするうちに待望の鍋が運ばれてきました。早速、卓上のコンロで煮立てていきましょう。真っ赤なスープがぐらぐらと煮えたぎっていく様子を見ているうちに、辛いモン好きの血も煮えたぎってきました。いやあ、楽しいなあ。
恐る恐る、でもわくわくしながらまずはスープから。辛いです! 期待通りです。「激辛」を名乗るに、十分に値します。そして、2024年同様、ちゃんと美味しい! 聞けば、スープや具材(国産牛ホルモン、豚バラ、名古屋コーチン入りつくね、台湾ミンチ、油揚げ、豆腐、白菜、白ネギ、もやし、ニラ、唐辛子)など、基本的には2024年のものを踏襲しているのだとか。
意気揚々と食べ進めていると、店員から「辛いもの、お好きなんですねぇ」と声をかけられました。ええ、大好きです。とはいえ、やはり辛さレベルはかなりのもの。よほど腕に(?)自信がある辛いもの好きじゃないと、完食は厳しいんじゃないかと。心してオーダーしてください。少なくても通常の「赤から鍋」の10番を食べて、様子を見てからのほうが無難かと思います。
きりっと、刺すような辛さのスープは、脂っぽすぎず、また、塩系のしょっぱさも強くなく、「辛い~でも美味しい~」と永遠にいただけそう。そして、これ、去年も思ったのですが、具材のホルモンがいい仕事をしているんですよね。脂部分の甘みが、いい感じで辛さをやわらげてくれます。すかさず追加オーダー(国産牛ホルモン 80g税込759円、120g1,089円。いずれも税込)しちゃいました。そして、思いのほか、辛かったのが、激辛スープをじゅわっと吸い込んだ油揚げ。なかなかの強敵でした(笑)。
今まで食べた中で、一番とは言いませんがトップクラスの辛さです。ただ辛さだけを追求する料理は多いのですが、これはちゃんと美味しく、その点、かなりイケています。
「ひーひー言いながら、楽しみながら食べる」
『赤から』によると、2024年はひーひー言いながら、楽しみながら食べていた人が多かったとのこと。やはり覚悟の上でオーダーしている人が多いので完食率は高いようです。
私の場合は、最初は一口ごとにビールやハイボールを飲んでいましたが、だんだんと慣れてきます。 ただ、だんだんと鼻の毛穴に汗がにじんできました。 食べている時は、毛穴から汗を出しながらも「余裕じゃん」と思っていたけれど、夜中から朝にかけて胃が少し痛かったです。
なお、2025年は「激辛鍋」の提供に合わせ、辛さの度合いを初級~上級まで3段階に設定した、3種のサイドメニューも登場しています。使っている唐辛子の量により、EASY(初級)「激辛セセリ揚げ」(759円・税込)、NORMAL(中級)「激辛ポテトフライ」(539円・税込)、HARD(上級)「激辛もやし」(539円・税込)とランク付けされていますが、私はそれほど辛さの差は感じませんでした。
どれもこれもちゃんと辛いのですが、ポテトやもやしの唐辛子のかかっていない部分がちょっとした「休憩タイム」を創出。まさに飴とムチの関係です(笑)。
サイドメニューは、唐辛子の粉が口についてひりひりました。食べ方、気を付けるべし!
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¥4,380(税込)
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¥5,400(税込)
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¥5,100(税込)
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¥5,280(税込)