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30周年企画では引退した創業者の姿も

新横浜ラーメン博物館30周年企画「あの銘店をもう一度」への出店は、2023年3月14日からの3週間。引退された城戸さんも駆けつけてくれました。本当にうれしかった。

さすが城戸さん、と思ったのは、2015年2月からの2年間、ラー博に出店していた頃の常連さんの顔を何人も覚えていて、まるで昨日会ったかのように声をかけ接していました。

城戸さんが現役だった頃、「元祖 名島亭」の本店で、常に厨房に立ちながら常連さんと会話を交わされていました。本当にお客さまを愛している……そんな様子を拝見し、お客さまたちも、義理人情を大切にする城戸さんの人柄と、視野の広さに魅せられたんだなと思いました。

創業者の城戸修さん(現在は引退)は博多・長浜の屋台で修業し独立

博多・長浜ラーメンの生き字引

そしてもう一つ、城戸さんらしい魅力もお持ちです。城戸さんは40~50年前の博多・長浜ラーメンの歴史に非常に詳しく、博多・長浜のラーメン文化を将来に残していくうえでも非常に貴重な方で、いわば“生き字引”です。

引退した今でもラーメン店を手伝ったり、趣味の山登りに興じたりされているそうです。その人生を謳歌するいきいきとした表情は、お客さまと毎日接していたあの頃と、まったく変わらないのです。

■名島亭MARK IS 福岡ももち店

[住所]福岡県福岡市中央区地行浜2-2-1MARK IS 福岡ももち 3F

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『ラー博30年 新横浜ラーメン博物館 あの伝説のラーメン店53』2025年2月20日発売
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おとなの週末Web編集部
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