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その日仕入れた鮮度抜群の魚を日替わりで『市場めしとくだ屋』@足立市場

店主・阿部さんの前職は足立市場の仲買人。縁あってこの店を引き継いだのは今から11年前のこと。目利きはそもそもプロだし、関係者にも顔が効く。それを活かし、とびきり新鮮な上物を手頃な価格で出している。

そんな店のフライ定食にはAとBのふたつがあり、どちらも魚種を限定せず2種類の魚を日替わりで揚げる。そんなフレキシブルなところも市場食堂の楽しさだ。

フライ定食B1200円(この日はサワラ、ワラサ)

『市場めし とくだ屋』フライ定食B 1200円(この日はサワラ、ワラサ) サワラは衣の中から広がるおだやかな甘みがあり、一方のワラサは噛むほどに力強い風味を楽しめる

この日のBはサワラとワラサ(ブリの幼魚)。刺身や焼き物が定番のこれらも、こんがりきつね色の衣をまとえば、中に閉じ込められた香りと旨みが炸裂し、ソースに似合うわんぱくな味わいに。

さらに定食以外にも一品料理や店主おすすめの地酒なんかも揃えていて、朝&昼飲みも大歓迎だ。

『市場めし とくだ屋』店主 阿部匡寿さん、綾子さん

店主:阿部匡寿さん、綾子さん「塩を当てて臭みを除去。下処理が何より大事。魚のフライを作る上で大事なのは、やはり下処理です。切り身にした状態で、軽く塩を振って10分ほど置いて下さい。すると身から臭みの元となる水分が浮かんできます。これをキッチンペーパーなどできれいに拭き取ってから衣付けしてください」

『市場めし とくだ屋』

[店名]『市場めしとくだ屋』
[住所]東京都足立区千住橋戸町50
[電話]03-3879-2805
[営業時間]9時〜14時半LO、土8時〜14時LO
[休日]水・日・祝
[交通]京成本線千住大橋駅南口から徒歩4分

撮影/小島昇(三洋食堂)、鵜澤昭彦(とくだ屋)、取材/菜々山いく子(三洋食堂、とくだ屋)

おとなの週末2025年7月号は「夏の麺/熱烈!アジア食堂/ワイナリーへ行こう」

『おとなの週末』2025年7月号

※2025年6月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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