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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・谷中の 『谷中 酒喰 清太郎』です。

酒、人、地元への愛があふれる下町の粋な店

谷根千はいい意味でクセ強めの店が多い。というのは筆者の感想。この店もまたハマったら抜けられない沼のひとつかも。そこは酒の魅力を再発見する学校でもあり、新しい味との出合いの場でもあり。日本酒や焼酎を中心に国産ジンなど幅広く揃える酒は地方でしか出回らない銘柄も多く、店主の山田さんに好みの味を託せば愛ある説明と共にドンピシャが提案される。この対話こそ魅力、もっとも大事にする部分とか。

この山田さんの経歴だが、聞けば曾祖父は造り酒屋を営んでいたそうで、DNAに導かれるように東京農業大学醸造科学科で酒造りを学び、酒屋で10年、飲食で8年修業して独立した。酒を知り尽くした彼が作る肴もまたいいんですよ。ハムや漬物など谷根千の店の食材を多く使うのは地元を盛り上げたいから。独学のラーメンもあったり……とにかくクセになる店!

地鶏天草大王手羽焼 800円、腰塚ハムのみょうが巻 600円

『谷中 酒喰 清太郎』 【手前】地鶏天草大王手羽焼 800円 【奥】腰塚ハムのみょうが巻 600円 産地直送「天草大王」は旨みが濃厚。つまみはどれも酒に合う味。酒は全国の蔵元を回った豊富な経験と縁を生かして独自ルートで仕入れる。王道から地元でしか飲めないレアものまで品揃えは約300種 ※つまみは随時変わる
『谷中 酒喰 清太郎』店主:山田智之さん

店主:山田智之さん「“清太郎”は造り酒屋を営んでいた曾祖父の名前です」

『谷中 酒喰 清太郎』

『谷中 酒喰 清太郎』

[店名]『谷中 酒喰 清太郎』
[住所]東京都台東区谷中3-1-3 2階
[電話]080-7584-4930
[営業時間]18時~24時
[休日]火
[交通]地下鉄千代田線千駄木駅1番出口から徒歩5分

※画像ギャラリーでは、絶品!〆ラーメンの画像がご覧いただけます。

撮影/鵜澤昭彦、取材/肥田木奈々

※月刊情報誌『おとなの週末』2025年5月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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