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運航を再開した空飛ぶクルマ

開幕前から話題となっていた“未来の乗り物”「空飛ぶクルマ」。もちろん観客を乗せての運航ではなく、機体のデモフライトを行っていたのだが、開幕後に部品に不具合が生じたため、運航を見合わせていた。このデモフライトには、4社4機種が参加予定で、そのうちの1社の機体に不具合が見つかったための措置だった。今回、その原因が特定されたことから、デモフライトが再開されるに至った。

 「空飛ぶクルマ」は、エンパワーリングゾーンにある「空飛ぶクルマ ステーション」での“実物大機体模型(フルスケールモック)の展示”と、フューチャーライフゾーンに設けられた「モビリティ・エクスペリエンス」でのデモフライト(展示飛行)の2会場に分かれて実施される。なお、当面の運航スケジュールは~7月21日まで〔運休日あり〕=丸紅(LIFT/ポート内飛行)と、7月31日~8月24日〔火・水曜運休〕=SkyDrive/周回飛行となっている。※詳しくは博覧会協会ホームページでご確認ください。

「空飛ぶクルマ ステーション」に展示される「SkyDrive」社製の3人乗り実物大機体模型=2025年7月7日、此花区夢洲=2025年7月8日、此花区夢洲
「次世代の空の移動手段」。模型とはいえ、近くで見るその姿は圧巻だ。大阪・関西万博会場(空飛ぶクルマ ステーション)で=2025年7月8日、此花区夢洲

“切り絵”の中にひそむ“隠れキャラ”

エンパワーリング(命に力を与える)ゾーンにある「スイス館」は、“ハイジとともにテクノロジーの頂へ”をテーマにしたスイス連邦が運営するパビリオンで、アルプス文化と最先端技術が共存する“スイスの姿”を表現した展示になっている。公式マスコットは“世代を超えて親しまれる”「アルプスの少女ハイジ」だ。

パビリオンへの入館には、予約を必要とする施設もあるが、ここスイス館は予約そのものを受け付けていない。その時のタイミングで、「列」に並べば入館できるシステムだ。なお、併設される人気の「ハイジカフェ」も”予約不要”だが、入口、列ともにスイス館とは別になっている。

球体の建物を入ると、最初に出迎えてくれるのが「スイスの価値を表現した立体的な切り絵」(常設展示)だ。この切り絵は長さが10mあり、スイスの素晴らしさを支える文化的、歴史的、社会的な背景を表現している。

この切り絵の中には、「アルプスの少女ハイジ」が“隠れキャラ”として描かれている。その数は4つあるといわれ、このほかにも日本の有名なアニメキャラクターのシルエットが1つ隠されていたりする。スイス館を訪れた際には、これらの”隠れキャラ”をコンプリートしてみてはいかがだろうか。

スイス館で常設展示される「スイスの価値を表現した立体的な切り絵」。大阪・関西万博会場で=2025年7月8日、此花区夢洲
切り絵の中に描かれた「隠れハイジ」の一例。スイス館(大阪・関西万博会場)で=2025年7月8日、此花区夢洲
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12か国が参加を撤退
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工藤直通
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