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タイムスリップ気分で日本最古の紙幣を鑑賞

三重で唯一日本最古の紙幣を見ることができる「河崎まちなみ館」

「河崎まちなみ館」には、約250年間の間、伊勢を中心に広く使用された日本最古の紙幣「山田羽書(やまだはがき)」も展示されているので注目だ。

当初は銀貨の代わりとして使われ、後に紙幣として定着

「関西地域では大型の貨幣が使われていましたが、嵩む上に重かったことから、17世紀になると、伊勢山田の商人が貨幣の代わりに金額を紙に書いて預かり手形として発行するようになったのが山田羽書の始まりでした」と、高橋さん。

個性豊かな商店が集う「河崎商人蔵」

約20店舗が雑貨や食品の販売、展示を行う「河崎商人蔵」もぜひ立ちよってみてほしい一軒。「商人蔵カフェ」も併設されているので、休憩にもぴったりだ。

『伊勢河崎商人館』では明治42年から製造していた「エスサイダー」を200円で購入できる

夜は地元の酒専門店が担う、粋な酒場へ!

厨房をぐるりと囲むカウンター席は臨場感たっぷり

ひとしきり街歩きを堪能したら、地元の酒専門『酒乃店もりした』が手がける名酒場、『酒場森下 別邸』へ。地元民にも愛され、活気あふれるこちらは、満席になることも多いので事前に予約しておくのが正解だ。

日本酒は3種飲み比べも可能

日本酒(800円~)は「作(ざく)」「而今(じこん)」「田光(たびか)」「寒紅梅(かんこうばい)」など、三重県で名を馳せる銘柄をはじめ、旬の季節のものが30種ほど揃い、酒屋直営ならではのおすすめの日本酒を提案してくれるのがうれしい。

伊勢志摩の鮮魚が堪能できる「お造り 5種盛り合わせ」

盛り付けの美しさが食欲をそそる「お造り 5種盛り合わせ」(2500円)は、必ずオーダーしておきたい一品。三重・伊勢志摩の鮮魚を日替わりで提供しており、どれも臭みがなく、うま味や食感を対比しながら楽しめる。

とろけるような口どけが味わえる「三重 松阪牛のたたき」

「三重 松阪牛のたたき」(2580円)も、火入れ加減が絶妙で絶品!きめの細かいサシと柔らかな肉質、甘く上品な香りがたまらない。

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中村友美
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