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温泉だけじゃない!ワインでも沸く町・かみのやま…地元から全国まで注目のワイナリーがワインの街に集合!

かみのやま温泉で毎年行われる、国内最大級のワインイベント『山形ワインバル』が2025年5月に開催された。10回目を迎えた今年は、全国から57のワイナリー、フード屋台が参加。上山城を取り巻くように置かれた城下に広がる会場は空間があるので、来場者は多くてもギュウギュウ詰めにならないのがいい。

『山形ワインバル』会場からは緑の向こうに蔵王が望める

5つに分かれた会場のうち、まずは麓にある会場から参戦。

地元老舗『タケダワイナリー』の代表・岸平典子さんにやさしいスパークリングを注いでもらってスタートを切った。50以上もワイナリーが集まるので、すべてを回るのはとても無理。そこで今回は、上山市から参加した11社を中心に攻めるという作戦を立てた。

『山形ワインカーヴ』カウンターでは常時12種類のグラスワインを有料で楽しめる。ボトルを買って飲むのも可能。グラス550円~

まずは後継者のいないデラウエア畑を引き継いだという『ベルウッドヴィンヤード』、そして果樹園も営む『ウッディファーム&ワイナリー』というベテラン勢。

『ベルウッドヴィンヤード』

『山形ワインバル』「ベルウッドヴィンヤード」の醸造責任者・鈴木智晃さん

フランスでの修業経験もあるという『アグリ・クール』と、ワイン用ブドウ農家が設立した『Nora』はまだ若いワイン事業者で、これからの活躍にも注目したい。

『アグリ・クール』

『山形ワインバル』「アグリ・クール」のブース

ほかにも『Voyage de YUUAI』や、町中ワイナリーの『DROP』などなど色々飲み比べてみると、同じ上山市で作るブドウなのに、どのワインも全く個性が違う!

『Voyage de YUUAI』

『山形ワインバル』「Voyage de YUUAI」

さらに上山市には今年もう1軒新規でワイナリーができるというから、期待は高まるばかりだ。

この『山形ワインバル』のワインが飲めて買えるところがあったら。という声から生まれたのが、かみのやま温泉駅すぐの、観光案内所内にある『山形ワインカーヴ』だ。『山形ワインバル』に出店するワイナリーのワインがいろいろグラスで飲めるほか、ボトルも販売。

『山形ワインカーヴ』観光案内所にあるテーブルに座って楽しんでもOK

なかでも市内にあるワイナリーの品揃えは充実している。地元を知るスタッフとの会話では、造り手の人柄など、品種や味に留まらない話も登場して盛り上がる。そんな会話をつまみに飲めば、山形のワインとの距離もグーンと近くなってくる。

『山形ワインカーヴ』

[施設名]『山形ワインカーヴ』
[住所]山形県上山市矢来1-2-1かみのやま温泉観光案内所内
[電話]023-672-0839(上山市観光物産協会)
[営業時間]9時半~16時半(16時LO)
[休日]不定休
[交通]JR奥羽線かみのやま温泉駅から徒歩約1分
[HP]https://www.instagram.com/yamagatawinecave/

『山形ワインバル』

[イベント名]『山形ワインバル』
[詳細]https://www.yamagatawinebal.jp/

撮影/西崎進也、取材/岡本ジュン

『おとなの週末』2025年7月号

※2025年7月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

…つづく「【保存版】いま話題の “パン飲み”おすすめ店8選 パンとアルコールの相性をゆるりと楽しめる!」では、ただ飲めるパン屋ではなく、そのパンのおいしさを引き出す料理が秀逸とか、はたまたパンそのものがワインやビールをぐいっと引き寄せてしまうとか、そんな注目店をレポートしています。

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おとなの週末編集部
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