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全国には数多くの難読地名が存在します。うっかり読み間違えて恥ずかしい思いをした人も多いはず。

本コーナーでは、読み間違いが多い難読地名を名前の由来だけではなく、特産品や地元グルメ情報とともにご紹介します。

文、画像/おと週Web編集部

【写真ギャラリーで読み方を当てよう】 何問わかる? 過去に出題された難読漢字の読み方に挑戦!!

難易度:★★☆☆☆

■難読漢字、地名編の正解はこちら

正解:やちまたし

千葉県の中部に位置する八街市は、日本一の落花生生産量を誇ることで知られる、豊かな畑作地帯が広がる地域です。

その地名は、明治時代の大規模な開墾事業に由来するとされています。かつて徳川幕府の直轄牧場(小金牧・佐倉牧)だったこの一帯は、明治新政府のもとで開墾が進められ、その順序に応じて地名がつけられました。

たとえば、初富(鎌ケ谷市)、二和・三咲(船橋市)、豊四季(柏市)、五香・六実(松戸市)、七栄(富里市)などがその一例です。八街は、その八番目にあたる開墾地として命名されたといわれています。

この名称は、明治2年(1869年)に開墾指導者・北島秀朝によって定められたもので、「街(ちまた)」には、開拓された土地がやがて人々の暮らしで賑わう場所になるように、という願いが込められていたと伝えられています。

八街市は「落花生の里」として知られています。

秋の風物詩として知られる「ぼっち」は、収穫後の落花生を円錐状に積み上げて乾燥させる八街ならではの景観です。

落花生だけでなく、スイカ、サトイモ、ニンジン、ショウガなども県内有数の生産量を誇り、農業が非常に盛んです。観光農園や貸し農園では農業体験も可能です。

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おとなの週末Web編集部
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