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■難読漢字、食べ物編の正解はこちら

正解:フジマメ

鵲豆は、マメ科フジマメ属に属するつる性の植物で、原産地はアフリカやインドとされ、古くからアジアや中東、アフリカ各地で栽培されてきました。日本では一般的に「藤豆」と表記されることが多く、食用や観賞用として利用されるほか、地域によっては飼料や薬用としても活用されています。

つるが旺盛に伸びることが特徴で、品種によっては3~5mにも達し、グリーンカーテンとして利用されることもあります。

名前もこのつるに由来します。長く伸びてほかのものにからみつく様子が、花の「藤」のつるを思わせることから、藤のような豆という意味で名づけられたとされています。

莢(さや)は緑色や紫色があり、若いものは食用になります。天ぷら、塩ゆで、炒め物、和え物など、さまざまな料理に使われます。

岐阜県では「千石豆」として飛騨・美濃伝統野菜に認定されており、石川県では「加賀つるまめ」として加賀野菜のひとつに数えられています。愛知県でも「白花千石」などの品種が栽培されており、地元の食文化に根ざした存在です。

漢方では「扁豆(へんず)」と呼ばれ、消化不良や解毒に効果がある生薬として用いられることがあります。

「鵲(カササギ)」という漢字が使われている理由は、豆の種子の模様が鵲という鳥の羽の模様に似ていることからとされています。

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『おとなの週末』Web編集部
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