試作に試作時期を支えてくれた青梅市の角打ち『ホウライヤ』
なつめとサバと格闘の日々、試作に次ぐ試作。挫折しかかった日を支えてくれたのは、ほかでもない「サバ友」たち。
とりわけ、強力な助っ人が、東京都青梅市日向和田の老舗酒店『蓬莱屋支店』の藤野貴司さん、千晶さんご夫妻。
蓬莱屋支店は、この地で明治から長く続いた酒店『蓬莱屋」(2019年閉業)の分家となる酒店として1975年に創業。2022年から2代目の貴司さんと奥さまの千晶さんが店内に飲食スペースを設けて、角打ち『ホウライヤ』をオープン。
都心の酒店、スペインバルなどでの勤務経験があるふたりだけあって、お酒のラインナップも豊富。
日本各地の銘酒からワイン、シェリーまで幅広く揃い、おつまみもぬか漬け、おでん、しゅうまいといった角打ちの定番から、トマト煮込み、ブルスケッタ、ピザなど多彩(メニューは週により変更)。
「マスカットのキャロットラペ」「フキとひき肉のペンネ」など、ひとひねりある、お酒が進むおつまみも大好評!
地元の人をはじめ、アウトドアを楽しみに訪れた観光客たちで賑わう「東京最西端」のネオ角打ち(イス席あります)は居心地が良すぎて、ジェンヌが居座る(角打ちだって)ことしばし。
そんなホウライヤに豊富に揃うのが「缶詰」。メニューにも缶詰レシピが充実。さらに、お酒とのペアリングも好評なんです! しかもおふたりとも、サバが大好き。サバ缶推し! サバイベントも開催しています。
そんな東京最西端の「サバ角打ち」で、なつめサバの試食会を重ねさせていただきました。おふたりや、青梅の食通のみなさんにたくさんのご意見やアドバイス、どれだけありがたかったことか(涙)。
そして、なつめサバのパッケージのデザインとイラストは、じつは千晶さんによるもの。千晶さんは青森県野辺地町出身「サバ育ち」! イラストレーターを目指して上京、学校に通っていた経歴の持ち主。
店内にあるPOPのイラストを見て、かつて「サバも描いてみて~」と頼んだところ、のこのセンス! サバらしい!!
もうパッケージは千晶ちゃんしかいないでしょう! とお願いしたところ、とびきりキュートなサバを仕上げてくれました。
そうそう、じつは、箱にはちょっとしたサプライズがあります。特設サイトに登場するマスコットキャラクター・サバオが「どこか」に隠れています。開けてのお楽しみ!
なつめサバの販売店には、千晶さんによる「季節のサバオ」POPが設置されているのでそちらもぜひチェックを!