1300年前の風土記にも載る名湯・小浜温泉
【施設データ】
『小浜温泉足湯 ほっとふっと105』
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町905‐70
電話:0957-74-2672(雲仙観光局 小浜温泉観光案内所)
『蒸し釜や』
住所:長崎県雲仙市小浜町マリーナ19‐2
電話:0957-75-0077
営業:11時半(土日祝日11:00)〜15時(14時半LO)、17時半〜22時半(20時半最終入店)
定休日:不定休
『湯宿 蒸気家』
住所:長崎県雲仙市小浜町北本町14‐7
電話:0957-74-2101
定休日:不定休(だいたい日曜日)
料金:1泊1室2名利用時平日素泊まり1名6000円〜、訳ありツイン(眺望が望めない)同4000円〜、1室1名利用時平日素泊まり7000円〜、訳ありツイン5000円〜(消費税・入湯税込)
『脇浜温泉浴場』
住所:長崎県雲仙市小浜町南本町7
電話:0957-74-3402
営業:5時~21時
定休日:年中無休
料金:400円(回数券10枚2000円)
【小浜温泉】
雲仙岳の南麓に橘湾に面し、海と山に囲まれた小浜温泉はあちこちから立ち上る湯けむりが趣ある温泉地。源泉温度は100℃以上、毎日1万5000トンの温泉が湧く。開湯は定かではないが、和銅6(713)年に編纂された『肥前風土記』には、「高来(たかく)の峰の西南より、温泉の湧出するのが見ゆ」と記されている。湯治場として利用されるようになったのは、20世紀初頭からという。旅館数は15軒(うち旅館組合に加盟しているのは13軒)。九州新幹線諫早駅からバス約1時間の小浜ターミナル下車。
文・写真/野添ちかこ
温泉と宿のライター、旅行作家。「心まであったかくする旅」をテーマに日々奔走中。「NIKKEIプラス1」(日本経済新聞土曜日版)に「湯の心旅」、「旅の手帖」(交通新聞社)に「会いに行きたい温泉宿」を連載中。著書に『旅行ライターになろう!』(青弓社)や『千葉の湯めぐり』(幹書房)。岐阜県中部山岳国立公園活性化プロジェクト顧問、熊野古道女子部理事。














