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「湯棚」の裏にある無料の「蒸し釜」

広場には源泉が流れ落ちる「湯棚」があり、その裏側には誰でも無料で利用できる「蒸し釜」が設けられている。

棚田のような「湯棚」に源泉が流れる
誰もが利用できる「蒸し釜」

ここは市民や旅行者の気楽な蒸しパーティーの場所。売店で販売されている卵を蒸すこともできるし、蒸しかご(200円)を借りて、近隣のスーパーで購入した野菜や魚を持ち込んでもいい。卵を蒸す場合、温泉水よりも温度が高い蒸気だから、茹でるよりも短い「8〜10分」とのこと。

車で鮮魚店やオーガニック直売所まで足を延ばせば、さらに本格的な蒸し料理を楽しめる。

蒸し釜スペースは全部で6基。誰もが安全に利用できるよう、浅めの構造でやけどしにくいよう配慮されている。「空」の札がかかっている釜を選んで、使用する。

蒸し釜料理の食材調達は飲食店で、新鮮な魚介も揃う

スタッフがひもを引っ張って「蒸し釜」を開閉する(「海鮮市場 蒸し釜や」)

食材調達が面倒だと感じる人は、飲食店を利用すればいい。『海鮮市場 蒸し釜や』は14基の温泉蒸し釜を備えていて、いけすの新鮮な魚介類をその場で蒸して食べることができる。点心、ちまき、鶏肉、豚肉、カニ、カキ、エビ、ひおうぎ貝、ジャガイモ、トウモロコシなど、豊富な食材が揃っているので、好きなものを購入する。

モワモワの煙で「蒸し釜」の中ははっきり見えなかった

蒸し釜はモワモワの蒸気に覆われていて、見るからに高温だと分かる。蒸気による火傷の恐れがあるため、この店では蒸し作業はスタッフが担当する。ヒオウギ貝、とうもろこし、豚肉とキャベツなどを盛り合わせた「蒸し豚セット」は7分も待っていれば出来上がった。

好きなものを選び、店に調理してもらう
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「蒸し釜調理」を体験できる宿
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野添 ちかこ
野添 ちかこ

野添 ちかこ

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