日本独自に発展したパスタメニュー
日本人にとってパスタ料理と言って真っ先に思い浮かぶのが「ナポリタン」だと言う人も少なくないのではないでしょうか。イタリア南部ナポリ地方のトマトソースを使ったスパゲッティが原型など、その発祥については諸説あるようですが、ケチャップで炒めた昔懐かしい喫茶店の「ナポリタン」は、戦後、横浜で誕生したとされています。玉ねぎ、ピーマン、ソーセージにマッシュルームが入っており、中でも生ではないニュッと柔い、缶詰のマッシュルームが使われていました。
パスタについていろいろ調べていたら、面白いネーミングのメニューがいくつか出てきました。卵・ニンニク・チーズで作る「貧乏人のパスタ」、オリーブ油、ニンニク、唐辛子さえあればなんとかなるという意味の「絶望のパスタ」、スパゲティを茹でずにオリーブ油で焼きつけてからトマトソースで煮込む「暗殺者のパスタ」。思わず苦笑いが出るネーミングですが、きっとおいしいはず!
10月25日の「世界パスタデー」にぜひ!


