3.【西荻窪】ビールと書斎のある本屋で読書の秋を満喫『BREWBOOKS』
秋といえば読書。いつもとひと味違った雰囲気で本を楽しみたい時に立ち寄ってほしいのが、JR中央線西荻窪駅から歩いて約4分の住宅街に佇む『BREWBOOKS』だ。
店のテーマは、「ビールと書斎のある本屋」。1階が書店スペース、2階は書斎スペースというユニークな同店は、オープンから今年で7年を迎える。
クラフトビールを片手に読書が叶う「書斎」
2階の「書斎」では、トークイベントや句会、読書会イベントなどを開催しているほか、訪れたゲストが店内で購入できるビールを飲みながら、購入した本をじっくり楽しむこともできる。料金は「1hour(1時間1000円・クラフトビール付き)」と「1day(1日1500円・ドリンクなし)」という2つに分かれる。
本のジャンルは文芸に人文学、社会学などさまざま。流通量の少ないZINE(ジン、小冊子)やイラスト原画も取り扱っている。まるで友人の家に訪れたような、穏やかな空気が流れる空間で、静かなひとときを満喫しよう。
ドリンクは店主こだわりのクラフトビールを、週替わりで3から4種ほど提供。本屋でもあり、飲み屋のようでもある同店は、じっくりひとり時間を堪能したい日に、ぴったりのスポットだ。
『BREWBOOKS』
[住所]東京都杉並区西荻南3-4-5
[電話]なし
[営業時間]平日・土日祝12時~19時(~22時※)※イベント開催日はイベント終了時刻に合わせた営業、2階で21時までのイベントが開かれる場合は1階も21時まで営業
[定休日]毎週月曜第2火曜・第4火曜
[公式Instagram]https://www.instagram.com/_brewbooks/
自家焙煎コーヒーが楽しめるジャズ喫茶
そのほかにも西荻窪は、個人経営の店主が営む、雰囲気漂う店が豊富。『BREWBOOKS(ブリューブックス)』からもほど近い自家焙煎コーヒーを提供する『JUHA(ユハ)』は、秋の夜長にぜひ立ち寄ってほしい喫茶店だ。店名はフィンランドの映画監督アキ・カウリスマキの作品からとられている。
店主は音楽へのこだわりも強く、店内には1920〜30年代のジャズやブルース、クラシックなどのレコードが流れているところが特徴的。ゆったりと深煎りのコーヒーを味わいながら、心地よい音楽に身をゆだねてみては。
『JUHA』
[住所] 東京都杉並区西荻窪2-25-4
[電話]050-3562-0658
[営業時間]X投稿のカレンダーで要確認
[定休日]X投稿のカレンダーで要確認
[公式X]https://x.com/JUHA_Coffee
[公式Instagram]https://www.instagram.com/juha_coffee/
文/中村友美
フード&トラベルライター。東京都生まれ。美術大学を卒業後、出版社で編集者・ディレクターを経験し、現在に至 る。15歳からカフェ・喫茶店巡りを始め、食の魅力に取り憑かれて以来、飲食にまつわる人々のストーリーに関心あり。古きよき喫茶店や居酒屋からミシュラン星付きレストランまで幅広く足を運ぶ。休日は毎週末サウナと温泉で1週間の疲れを癒している。













