SNSで最新情報をチェック

【コラム】もっと広めたい!シェアスロープ

『串カツ田中 世田谷店』の店先に、店名が書かれたボード状の物体がある。看板かと思われるが……その正体は「シェアスロープ」段差があっても、車いすやベビーカーの移動が楽にできるよう、「ココロのバリアフリー計画」が開発したスロープだ

店名入りのシェアスロープ
店名入りのシェアスロープ
このように広げて利用できる
このように広げて利用できる

「シェア」とあるように、店舗だけでなく、地域の他の店や施設にも貸し出している。串カツ田中ホールディングスは、毎年5店舗ずつ導入を計画している。とはいえ、「まだまだ知られていないので、もっと広めて使っていただきたい」と貫さん。

■池田君江
大阪府生まれ。2007年、事故によるケガで車いす生活になる。2013年認定NPO法人「ココロのバリアフリー計画」を設立。理事長を務める。飲みに行くのが大好き。ウェルカムな気持ちで迎え入れてくれる店や施設を広めるため、日々活動している。

■貫 啓二
大阪府生まれ。バーや和食店経営をしていたが、リーマンショックの影響で会社が倒産寸前に。当時取締役だった田中洋江さんの父が遺したレシピをもとに、串カツ店を始める。2008年『串カツ田中 世田谷店』オープン。現在、串カツ田中ホールディングス代表取締役会長兼社長。

取材/本郷明美

icon-prev 1 2 3 4 5
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

本郷明美
本郷明美

本郷明美

おとなの自動車保険

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌『おとなの週末』。2026年12月15日発売の1月号では、「もう…