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2017年、「ほぼ日刊イトイ新聞」に掲載されたエッセイが反響を呼んだことをきっかけに、さまざまなメディアで執筆を開始。『好きよ、トウモロコシ。』『ミシンは触らないの』(いずれもhayaoki books)が、SNSや書店員の口コミを通じて静かに、しかし確実に、熱心な読者を集めてきたエッセイスト・中前結花。その最新エッセイ集『ドロップぽろぽろ』が2026年4月23日に発売される。

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“幻のエッセイ集”が生まれ変わった

このエッセイ集がとりわけ待ち望まれていたのは、あっという間に完売してしまった”幻の私家版エッセイ集”の存在があったから。

中前結花が、文学フリマで販売するため自ら制作したZINE『ドロップぽろぽろ』は、発売からわずか半年で完売。入手できなかったファンからは、「どうしたら手に入れることができますか?」「どうしたら読めますか?」という問い合わせが続いていた。

そこで、収録エッセイのうち9篇を大幅改稿のうえ、新たに6篇の書き下ろしを追加。装丁も新たに生まれ変わって発売になったのが、今回の『ドロップぽろぽろ』完全版なのだ。

左が完売してしまった幻のZINE『ドロップぽろぽろ』。右が講談社から新たに刊行される『ドロップぽろぽろ』完全版。

読むとじんわりあたたまる珠玉のエッセイ15篇

『ドロップぽろぽろ』一冊を通したテーマは「涙」。けれど、けっして悲しい本ではない。日常のささやかな喜びや、戸惑い、そして大切な存在との二度と取り戻せない時間……。日々を懸命に生きるなかで、気づけばぽろぽろとこぼれ落ちてしまった大切な一粒一粒。それらを、あたたかくやさしく、どこかユーモラスな筆致でそっと拾い上げて集めたような15篇が収められている。

じつは、発売前から大きな注目を集めてきたこのエッセイ集。

「出てくる人、出てくる人、みんな好きになってしまう。

結花さんの涙のレンズで見る世界は、どうしてこんなにも温かいのだろう。

もらい泣きして、もらい笑いして、私の世界も明るくなりました。」

ーー歌人・俵万智さんが推薦の言葉を寄せるほか、いち早く校正刷りを手にして読んだ書店員やメディア関係者たちからも、「生きるということを真正直に応援するって本当に素晴らしいんだな、と凄く実感できる本だ」(大盛堂書店 山本亮さん)、「『えいやっ!頑張ってやってみるか!』という気持ちにさせてくれる。まるで魔法のような一冊」(鯛文庫・後藤紀子さん)、「泣いて、ちょっと笑って、でもやっぱりすごく泣きました。幼かった時の、今より若かった時の、傷つきやすくて、でもそれ以上に気持ちが豊かだった時の自分に出会えました」(朝日新聞出版 穴井美帆さん)など、熱のこもった声が続々と届いている。

俵さんが「涙のレンズ」と評したそのみずみずしく透明な眼差しを通すと、ありふれた日常も、ふいに輝いて見えてくる。だからこそ、中前結花のエッセイには読者からの「前を向く勇気が湧いてきました」「忘れていた子どもの頃の記憶が引き出されてあたたかい気持ちになりました」「当たり前のように過ごしているこの日々をもっと大事にしたいと思わされました」といった共感の声が絶えないのだ。

『ドロップぽろぽろ』刊行記念イベント開催!

この『ドロップぽろぽろ』の発売を記念して、代官山蔦屋書店にてトークイベントが開催される。

幻のZINE『ドロップぽろぽろ』が新刊『ドロップぽろぽろ』として生まれ変わるまでのストーリー。あたたかくやさしい中前結花の世界はどのようにして作られてきたのか? その言葉はどのようにして磨かれてきたのか?ーーゲストを招き、ここでしか聞けない貴重な話が語り尽くされる予定。トーク終了後は、サイン会も開催。

【会場】代官山蔦屋書店

【開催日時】2026年4月28日(火) 19:00~20:30

【受付】〜 2026年4月28日(火)17:00 定員65名 先着販売 *詳しくはこちらより

【参加お申し込み】

ドロップぽろぽろ

発売日: 2026年4月23日

定価:1870円(税込)

出版社:講談社

造本体裁:B6判 256ページ

中前結花(なかまえ・ゆか)

兵庫県生まれ。2010年の上京以降、東京で活動。2017年、「ほぼ日」に掲載されたエッセイが話題となったことを機にさまざまなメディアでエッセイを書くようになり、糸井重里氏や麒麟の川島明氏ほか著名人からも注目を集める。会社員、フリーランスのライター等さまざまな働き方を経て作家に。著書に『好きよ、トウモロコシ。』『ミシンは触らないの』(ともにhayaoki books)。目標は、強くてやさしい文章を書くこと。X:@merumae_yuka

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『おとなの週末』Web編集部
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