春のねぎ苗が華やぐ、「食亭エイト」の下仁田バラ丼
では、最後のお店紹介に移りましょう。番組で取り上げられたのは「一番」と「コロンビア」ですが、実は下仁田にはもう1軒、「かくれ、ゴローさんが愛したお店」があります。店名は「食亭エイト」。
ご当地グルメ「下仁田カツ丼」(小さい街なのに、名物料理がいろいろあります)をはじめ、定食から麺類までラインアップされています。では、なぜ「かくれ」なのか。実は同店にも取材が入っていたようで、店内にはゴローさん役の俳優の色紙も飾られていました。サインの日付は「一番」と「コロムビア」と同じ。3軒をはしごするゴローさん、さすがです(笑)。
放映されなかった理由はわかりませんが、料理のおいしさは折り紙付きです。訪問したのは4月。いただいたのは、「春の下仁田ネギ華やぐバラ丼」です。
「下仁田ネギが食べたい!でも旬じゃない」。そんな時は、春の「ねぎ苗」も悪くありません。何でも、15本ほどのねぎ苗を使っているのだとか。たしかに見た目もとても華やかで、バラ肉との相性も抜群。大変おいしくいただきました。中央に見えるのは肉の塊に見えますが、実は豚バラ肉を重ねたもの。塊にすることで、ねぎ苗の緑がいっそう映え、より華やかさを演出しているのだと思います。
今日は「ゴローさんに愛された、スーパーコンパクトグルメタウン・下仁田」をご紹介しました。今年(2026年)の4月、下仁田を訪れる機会がありましたが、街を歩くと、看板を下ろしたお店もちらほら見受けられました。時代の流れとはいえ、少し寂しい気持ちになります。
この奇跡のようなグルメタウンが、これからも長く続いてほしいと心から願っています。ぜひ皆さまも、足を運んでみてください。
文・写真/十朱伸吾
おとなの週末Web専属ライター。全国のご当地グルメを求めて40年余。2013年には、“47都道府県食べ歩き”を達成した。訪れた飲食店は1万軒をゆうに超える。旅と食とお酒をこよなく愛するオプチミスト。特にビールには一家言あり。競馬と写真とゴルフも趣味。週1の自転車ツーリングとサウナでダイエットにも成功した。好きな言葉は「発想力は移動時間に比例する」。









