渓流を臨む特等席でいただく「奥貴船 兵衛」の川床料理
料理旅館「奥貴船 兵衛」が2013年に全面改装を機にカフェを始め、コーヒー一杯から楽しめる川床カフェを、と2017年にオープン。貴船の川床カフェの先駆け的な存在です。敷居が高いと思いがちだった貴船の川床をカフェで親しんでもらい、次はお食事でお越しいただきたい、という思いは届き、川床料理の予約をされて帰る方もいるそうです。
「奥貴船 兵衛」の創業者は、貴船神社の神主を務め、参拝に来られた方を山菜や川魚でもてなしたことが、料理旅館の始まりとのこと。創業67年を迎える2026年、5月から始まった川床が全面的にリニューアルされ、L字型カウンターの全席イス席に変わりました。全ての席が、貴船川の流れを眺めながら食事をいただける特等席で、料理人が目の前で盛り付けを行い、料理内容を説明するなど、これまでにないおもてなしが好評です。
兵衛cafeの利用方法は、店舗で受け付けを行い、空席の中から好きな席を選べます。満席の場合、空いた席に案内されますが、これも一期一会の楽しみ。ドリンクやスイーツを注文し、席料550円(ラグジュアリー6席、川下8席は880円)が別途かかります。席が空くと案内されるので、注文した商品を持って川床におります。30分間の交代制なので、行列ができていても何分後に案内されるかが分かるため、待つこともそれほど苦にならないかもしれません。この夏、兵衛cafeで川床デビューしてみては。
[店名]兵衛 Cafe
[住所]京都市左京区鞍馬貴船町101番地
[電話番号]075-741-3077
[営業時間]10時~16時(LO)
[休日]不定休
[交通]京都バス「貴船」バス停から徒歩約15分
文・写真/寺田鳥五郎
テラダ・トリゴロウ。京都精華大学美術学部(現・マンガ学部)卒業。ココロ株式会社代表取締役。1968年、京都生まれ。タウン誌編集者、地方新聞記者、フリー編集ライターを経て、編集デザイン会社を設立。「人に歴史あり」を信条に取材を重ね、その人の魅力を伝えることを心がけている。












