常設展示もバリエーション豊か、特に酒器好きの左党は必見!
さて、今回記事にしようと思ったのは猫好きが猫に釣られて楽しかったから、ではなくて常設展示が予想以上に良かったから。1階でまず目に入るのはクラシカルな姿のトラクターで、ジブリ作品に出てくるようなメカを愛する皆さんは思わずわくわくしてしまうはず。
また、2階では100体以上の鶏の標本や古農具などとともに酒にまつわる展示が充実。日本各地の古来からの酒器を間近で見られ、野外燗酒器など酒飲みの先輩たちの執念を感じるアイテムに胸が熱くなる場面も。また農村の古民家を再現した空間の奥にたぬきの標本がひょっこり顔を出していたりするなど、どこか遊び心のある展示も特徴のように感じた。
さらに、久保田や磯自慢、黒龍、十四代、出羽桜、南部美人、伯楽星、八海山、〆張鶴……と名だたる蔵元の学び舎となってきた農大ならではの、180本以上の酒瓶が並ぶ展示も壮観。ちなみに、京都の佐々木酒造に生まれ現在は俳優として活躍する佐々木蔵之介さんも、当初は跡取りとなるべく東京農大で学んでいたそうだ。
こんなところでキツネザル?
もうひとつ、館内でびっくりしたのが生き物の多さ。博物館の開館に協力した一般法人進化生物学研究所による温室「バイオリウム」ではマダガスカルを中心とした動植物のコレクションの一部としてキツネザルやリクガメが暮らしているほか、温室の外でもスナネズミや魚も飼育されていた。
まさかお猿さんに会えるとは思っていなかったのでそれだけでも得した気分だったのだが、個人的な極め付きは「バオバブの種」が買えてしまったこと。あのバオバブが家でも栽培できるなんて!自然の種子なので発芽しないこともあるそうだが、それはそれ。レモングラスなんかも売っていたので、食べられるものにしか興味がなくても大丈夫かも(バオバブも食べられるらしいけれど)。
ということで東京農業大学の『「食と農」の博物館』、面白そうと思われた方は是非!画像ギャラリーでは記事中には入りきらなかった画像も多数掲載しています。






















