「食べられる」が一目で分かる
これが、本当にすごい。今までのように、PDFを見る必要がない。スマートフォンもいらない。
商品を開けば、その場で、アレルゲン情報が表示される。
さらに、セット商品から、飲み物、サイドメニューにいたるまで、すべて同じ考え方で統一されている。この設計思想が素晴らしい。
「食べられないもの」ではなく、「食べられるものを探せる」UIになっているのだ。
この違いは、本当に大きい。
「これ食べられる!」
息子も、タブレットを見ながら、「これ食べられる!」「これも大丈夫!」と、自分で探し始めた。
親が一つ一つ調べるのではない。子ども自身が、自分で選べる。これは食育でもあり、自立にもつながる。
「好きなものを選ぶ」という当たり前の体験を、アレルギーがある子どもにも届けてくれている。
このUIを作った人は、きっと…
この画面を見ていて、私は何度も思った。
この注文画面を設計した人は、ご本人か、あるいはご家族に、食物アレルギーのある方がいるのではないだろうか。
もちろん実際のところは分からない。
でも、そう思ってしまうくらい、現場で困るポイントを、すべて先回りして解決してくれている。
「こうだったらいいのに。」
その願いが、全部形になっていた。それほど完成度の高いUIだった。
UXは、人を笑顔にする
注文が終わる頃には、私もスマートフォンを触っていなかった。家族と同じように「何を食べようか。」そんな普通の会話を楽しんでいた。
そして息子も、好きな寿司を選び、笑顔で食べていた。
UIデザインというと、便利さや使いやすさが語られることが多い。
でも、本当に優れたUIは、人の気持ちまで変える。このタブレットは、家族の食事を、もっと楽しい時間に変えてくれた。





